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アゲハようちえん2020真夏

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暑くなると幼虫の死亡率が高くなるのは気のせいじゃなかったんだな、というのを先日東京ズーネット(LINK)の記事を見て思ったところ。鉢植えのナツミカンにいる幼虫は、カゴに移しても死んじゃったりするのが多いので、鉢植えで無事にガチャピン(終齢)になった幼虫だけ捕獲してるんですが、蛹になるときにあまりやる気を感じられない。

通常、蛹になるときには食餌の樹から離れた場所に移動すると本などには書いてあって、実際にカゴの中でも葉っぱのある場所からうろうろ動いた場所で蛹化するんですけど、写真のひととか、そのまんま餌の枝で蛹化。ぜんっぜん移動してないじゃんか。

さらに、先日。

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二匹そろって、食べきった葉っぱの枝で蛹化。なんで移動しないんだろう。気分??

そして、ガチャピンになるまで放任だったせいなんですが、寄生された幼虫も二匹出ました。今回はヤドリバエ。蛹の中から幼虫が出てきてすぐに茶色い蛹になるタイプです。以前にも寄生された幼虫とそうでない幼虫の比較をしたけど、今回もおさらい。

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横から見た図です。下のほうがでれ〜〜〜んと伸びてるのが寄生された蛹。正面から見ても節がでれれんとだらしなく伸びきっています。寄生されてないほうは張りがあるから全然違う。

ヤドリバエも育ててみるべきなのか、と迷いつつも、この後、寄生された蛹とヤドリバエの蛹を解剖してまじまじと観察しちゃった。写真はありません。ヤドリバエってなんぞ……と思う人は、岩国市田舎村昆虫館のブログ(LINK)に詳しいのでそちらをどうぞ。「アオスジアゲハとヤドリバエ」の記事(LINK)では飼育もしていてすごい。参考になりました。





by rivarisaia | 2020-08-14 23:58 | 動植物 | Trackback | Comments(0)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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