ジェイコブを守るため
2020年 08月 18日
『ジェイコブを守るため(Defending Jacob)』全8話 Apple TV+
Apple TV+のドラマを続けて紹介するシリーズ、というか3回くらいにしとこうと思ってて2回目は小説『Defending Jacob(邦訳:ジェイコブを守るため)』のドラマ化。これは以前に本の感想を書いています。
検事補のアンディはクリス・エヴァンス、妻ローリーはダウントン・アビーのメアリーことミシェル・ドッカリー。ジェイコブは、『IT』のジェイデン・マーテルで、配役はぴったり。
アンディ・バーバーはやり手の検事として活躍中。妻のローリーはプレスクールの教師で、14歳になる一人息子ジェイコブがいる。
ある日、ジェイコブの同級生が殺害されるという事件が起き、近くに住む小児性愛者が犯人だと目星をつけたアンディだったが、証拠から容疑者として逮捕されたのは息子のジェイコブだった。
裁判になる前から世間から殺人犯の家族として扱われるようになるが、「ぼくは殺してない」という息子を信じてアンディは奔走する。いっぽうでローリーは気になることを思い出していた……。
わりと原作に忠実にドラマ化しているんですけども最後を変えているので、鑑賞後のモヤモヤ感が倍増ですよ。制作側はわざとそうしたようで、どこかの記事で「あえて曖昧になるように仕向けた」と書いてあるのを読みました。考えれば考えるほどいろいろなことが釈然としなくて深みにはまる。ドラマを先に観てすっきりしない人は本を読んだらいいかも、と思ったけど、本もハッキリした解答が得られる結末ではなかったね……。
by rivarisaia
| 2020-08-18 23:59
| ドラマ
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