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見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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モスキート

モスキート_b0087556_14533642.jpg
モスキート(Mosquito)
監督:ジョアン・ヌノ・ピント

京都ヒストリカの最後の1本。

第一次世界大戦中の1917年、ポルトガルの若者ザカリアスは国のためにドイツと戦うと軍に志願し、モザンビークに派遣される。ところが早々に部隊から置いてけぼりに!

湖に向かったという自分の部隊に追いつくために、広い広い大地を必死で歩くザカリアスだったが、果たして彼は部隊と再会できるのか……


という、戦闘の場面はひとつも出てこないのに、戦争にうんざりしてしまうという戦争映画。モザンビークの広大な地でひたすら迷子になってさまよっているという話です。戦争の経験もないのに威勢だけはいいザカリアスくん、到着してすぐにマラリアになってしまって、医務テントで寝込んでいたことがあとでわかる。それは仕方がないことなんだけど、勇ましく戦地に来たのに戦争らしい戦争に参加できていないという焦りが空回りしっぱなしで、見てるほうもつらい。

助けてくれた人々や仲良くなった人に対して酷い仕打ちをするし、死なずに生き延びたのが不思議なくらいなんですけど、運だけはよかったんだろうね。その運を大切に生きてほしいです。しかし、威勢のいい若者って大概こういう調子だよね……。

ザカリアスくんを見ているだけで、ひたすらうんざりしてしまい、そもそもこれって戦争中なんだっけ? なんで戦争してるんだっけ? 全員ライオンに食われてしまえ、という気持ちでいっぱいになってしまった。戦争の空虚さが伝わってくる話でした。


Commented by 古島 at 2020-12-14 22:35
  忘れていた。ポルトガルも植民地を持っていたんですよね。
  あるブログで植民地に取り残されたポルトガル人が孤独にサバイバルする小説が紹介されていました。独立戦争でポルトガルが敗れ周囲は敵だらけ。おお、なんと苛酷な。あと、くーねるまるたというまんが作品が楽しいですよ。のんびりしていて。主人公はポルトガルから東京に流れてきた若者です。お試しあれ。
Commented by rivarisaia at 2020-12-16 01:36
わたしもポルトガルとアフリカ大陸の関係についてはすっかり忘れていました。"植民地に取り残されたポルトガル人が孤独にサバイバルする小説"ってこの映画とも少し通じるものがあるかも! 楽しそうなマンガの紹介もありがとうございます。食べものがたくさん出てくるのが面白そう。
Commented by 古島 at 2020-12-17 23:53
  いつもあったかいお返事ありがとう。いま、暖房器具が一切ない部屋でこれを書いています。冷えてこわばった手が少し柔らかくなりました。
  ポルトガル、中国にも小さな植民地を持っていましたね。何か哀しい。こんな、こんな針の目みたいな………・・・・。そうだ。最近このブログに頻出するようになった不思議な文鎮。高価なものでしょうか。魅力的です。それほど高価でなければ買いたい。紹介していただけませんか。
  
Commented by rivarisaia at 2020-12-21 13:33
不思議な文鎮は、グレーの変な形をしたものと赤い石を文鎮にしていますが、どちらもずいぶん昔に人からいただいたものなのです。

グレーのほうは「Weighted Bookmark」と言われているものらしく「もらったけど使わないからあげる」といって回ってきました。赤い石は中国のお土産で、愛玩用の石みたいです(ポケットに入れて持ち歩いたり、水をはった容器に入れて眺めたりすると言われた記憶)。

ちなみにWeighted Bookmarkのほうは、重さが足りなくてページが閉じてしまうような製品もあるみたいで、注意が必要です。

あまりお役に立てない情報ですみません。いちだんと寒くなってきたので暖かくしてお過ごしください!
Commented by 古島 at 2020-12-23 23:42
  ありがとうございます。私が注目したのはグレーの方。さっそく検索します。ただいま室温11度。雪の中の軍曹(以前紹介したでしょうか)に比べればこれしき!!という気持ちで頑張っています。はははははは。
  まだ湯たんぽは必要ないですね。
 
Commented by rivarisaia at 2020-12-25 21:52
室温11度!ひー。雪の中の軍曹(笑)にくらべたらだいぶましかもしれないですが、無理せずに冷え込んできたら湯たんぽ出してくださいねー!
by rivarisaia | 2020-11-30 14:59 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(6)