白線秘密地帯
2021年 01月 19日
『白線秘密地帯』
監督:石井輝男
1958年の映画。地帯(ライン)シリーズの第1弾。やけに短いなと思ったら、フイルムが一部欠損してるんですね。ところどころ飛んだりしますが、じゅうぶん面白い。
売春防止法施行の翌年の話。ソープランドがトルコ風呂だった時代、ある店でトルコ嬢が絞殺される。現場には謎のチケットが残されていた。その後、河原で中年の男性の死体が見つかり、その男が闇の売春クラブのメンバーで、謎のチケットがクラブの会員券だということがわかる。捜査を担当する田代刑事(宇津井健)は、風俗嬢のトミ(三原葉子)が事情を知っているにちがいないと目星をつけ、闇組織の黒幕を突き止めるべく奔走する……
闇組織のメンバーとして、セリフはないけど菅原文太が出ています。怪しげなドライブクラブとやらが登場し、そこにやけにスカした男がいるなとよくよく見たら天知茂だった。天知茂はだまくらかして連れてこられた女性を手篭めにするという非道な役どころ。
殺人事件の現場にあった謎のチケットを手掛かりに、刑事たちは東京を駆け回って地道に捜査をしていく。こういう地道な捜査の過程がとにかく好き。最終的には郵便局の私書箱の鍵が手に入り、ここでまた地道に刑事たちは張り込みをする。
天知茂のいるクラブでの銃撃戦や(といっても天知は派手に銃を撃ったりするわけではなく、もっとクールな展開で、は?ってなった)、宇津井健と黒幕のボスとの石炭まみれの乱闘銃撃アクションがクライマックス。若くてお腹まわりがふくよかな宇津井健、清々しいくらいに正義感にあふれる刑事役にぴったりでした。
by rivarisaia
| 2021-01-19 23:25
| 映画/日本
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