2021年 06月 22日
グリース(にも出てたトゥインキー)
監督:ランダル・クレイザー
『サタデー・ナイト・フィーバー』を観てすっかりどんよりしたあと、口直しに観たのが同じトラボルタのミュージカル映画。ダニー(ジョン・トラボルタ)とサンディ(オリビア・ニュートン=ジョン)を中心に、高校生(にしてはみんな老けている)の恋愛とダンスコンテンスト等を描いていて、最後はみんなで卒業パーティを楽しんで歌い踊って終了!という他愛のない話で、ときどき解せない点もあるとはいえ、歌も踊りも楽しいところがよいです。
ずいぶん前に観たときには、ダニーは昔の高校ヒエラルキーでいうところのJockに属してるのかと思ってたけど、よくよく観ると体育系じゃないからジョックじゃなかったのね。サンディの気をひくためにジョックになろうと部活に入って奮闘するダニーの場面のことなどは記憶から抜け落ちていました。
あと昔から個人的にわたしが納得いかないのはサンディのイメチェン。サンディは前髪パッツンのポニーテールに落下傘スカートスタイルのほうが断然かわいいので、少女から大人の女性へ変貌を遂げたといいたいのかもしれないが、80年代の積み木崩しみたいな姿にならないほうがよかった……。映画のポスターに使われてるのも最後にちょろっと出てくるイメチェン後のサンディなのもなんで?と不満だけど、まあしかしこれはファッションの好みの問題なので仕方あるまい。
さて、ここまでが前振りで、本題に入りたいと思いますが、再見して気づきましたが本作にはなんとアレが出ています! まったく記憶のかけらにも残っていませんでしたが、あの黄色い例の菓子こと「トゥインキー」が!(びっくりしたので太字)
その登場場面ですが、わりと序盤です。ピンクレディースこと女子グループが、フレンチー(のちに美容師になろうとする、サンディといちばんの仲良しの女の子。とてもかわいい)の家でお泊まり会を開くくだりです。輸入物のイタリアワインを飲もうという流れになったとき、ジャン(黒髪でツインテールにしてる、おもしろい女の子)が「トゥインキーもいかが?」と言って、紙袋からひっぱりだしてくる。
え、そこでワインにトゥインキーかよ?って誰もが思う。セリフでも「Twinkies and wine? That's real class, Jan」と言っていました(ここの日本語字幕は「ひどくお上品だこと」)。
その後、誰もワインにトゥインキーの組み合わせを楽しもうとは思わなかったみたいですが(そりゃそうだよね)、ジャンだけが握りしめてずっとむしゃむしゃ食べてたので、けっこうなトゥインキー好きだと思います。パウエル巡査といい勝負では……。
イタリアワイン、ラッパ飲みって回し飲みの図も豪快ですが、それを見ながらトゥインキーをかじっているという図もかなりシュールといえばシュール。
特に好きでもないトゥインキーなんですけど、こうやってたまに見かけると懐かしくなってちょっと食べたいな!という気持ちになってくるから、やっぱりトゥインキーおそるべし。。。
●過去のトゥインキー記事一覧
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急にトウィンキーが食べたくなりました。無性に。人間の嗜好とは複雑なものです。
ダイ・ハード懐かしいです。熱い作品でしたね。垂直の戦場と言う小説を読んだとき、こりゃあダイ・ハードの影響を受けているなと思いました。向こうの人は自問自答で考えをまとめることが多いのでしょう。いろんな作品にそういう場面がある。
ダイ・ハード懐かしいです。熱い作品でしたね。垂直の戦場と言う小説を読んだとき、こりゃあダイ・ハードの影響を受けているなと思いました。向こうの人は自問自答で考えをまとめることが多いのでしょう。いろんな作品にそういう場面がある。
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トウィンキー、さして美味しいものでもないけど、なんだかアメリカ人には愛されてるお菓子のような立ち位置にいますね。
ダイ・ハード、今でも思い出したようにたまに観るけどやっぱり面白いです。ダイ・ハード2の悪役のボスの人は、以前街で見かけたことがあるのですが、意外と小柄で気さくな人でした。
自問自答で考えをまとめるというのは確かにそうかもしれないですね。
ダイ・ハード、今でも思い出したようにたまに観るけどやっぱり面白いです。ダイ・ハード2の悪役のボスの人は、以前街で見かけたことがあるのですが、意外と小柄で気さくな人でした。
自問自答で考えをまとめるというのは確かにそうかもしれないですね。
by rivarisaia
| 2021-06-22 10:16
| 映画/洋画
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Comments(2)