事件記者3 仮面の脅迫
2023年 01月 27日
事件記者シリーズ、日活映画版は全部で10作あるようで、新人のスガちゃんの成長っぷりも気になるため、全部観ることにしました。基本的にはどの作品も50分くらいです(観やすい長さである)。それから、あとで(私が)混乱しないよう、番号をふることにします。今回は3作目。1959年公開。
以下、ちょっと内容に触れます。
とある取材が空振りに終わり、その帰り道にたまたま遭遇した「映画館で薬剤師が痴漢をしたという事件」を記事にした伊那ちゃんとガンさん。しかしそれは誤報で、実際には薬剤師は痴漢などしていなかった。薬剤師の勤務先となる病院で事務長を務める斎木が、記事を見て新聞社に怒鳴り込んでくる。
という出だし。ろくに裏どりもしないで2段の記事を出したら冤罪だったという、とんでもない事態に。「あなたがたは人間だからときには間違うと言うけれど、間違われた方からすればそうですかでは済まされない」と、激怒している病院側の斎木の言い分はもっともで、まったくその通りだよと思っていたら、事件が予想外の方向に展開し、ついには殺人まで起きてしまいます。
そもそも発端となった痴漢事件は、斎木が女に頼んでやらせたことなのだった。斎木は病院の薬を横流ししており、薬局の管理をしている薬剤師を破滅させようと画策していた。そんな悪魔のような事務長・斎木の意味不明な計画のせいで、生真面目な薬剤師(とその恋人)があまりにも気の毒すぎる顛末に。
ただちょっと斎木の計画があまりに杜撰すぎるんですよね。新聞記事になったので、それを悪用しようとあれこれ画策してるんだけど、もし新聞沙汰にならなかったらどうするつもりだったんだろう。
事件は唐突な結末を迎えますが、最後は記者クラブでは全員揃って祝杯をあげていた。確かに事件は解決したものの、冤罪の報道をしちゃった件、もう少し反省したほうがいいのでは?とか、殺された人が浮かばれなさすぎでは?などと悶々とする話ではありました。面白いことは面白かったんだけどね。
スガちゃんと同期の若手、ガンさんがおっちょこちょいすぎて先行き不安です。
by rivarisaia
| 2023-01-27 23:59
| 映画/日本
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