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見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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事件記者10 影なき侵入者

日活版「事件記者」シリーズ最後の作品。1962年の映画です。1962年の2本はオープニングのジャジーな音楽が派手になってる気がする。

事件記者 影なき侵入者』監督:山崎徳次郎


3人の記者が鴨猟を楽しんでいたところ、水死体を発見する。死体は顔が潰され、指が切られており、身元が判明しない。

一方、ある金融会社の所長とふたりの社員に宛てて脅迫状が送られてくる。3人は過去にスリの逮捕に協力したのだが、そのスリが出所し復讐に来るというのだ。


船の上で銃をぶっぱなしてる場面からスタート。誰かと思ったらスガちゃん、ガンさん、オカちゃんの3人でした。鴨撃ちに行った3人は海に浮かんでいる死体を発見するのですが、身元がわからず、唯一の手がかりは奥歯のプラチナのクラウンだけ。

その身元不明水死体の件と並行して、金融会社社員への脅迫事件が起こります。「新聞が書きたてたせいで、スリに住所や名前がバレた」と言って、脅迫された社員のひとりが記者クラブに怒鳴り込んでくる事態に。そうこうしているうちに殺人事件まで起きてしまいます。

そしてなぜかスガちゃんが、脅迫されている女性社員の家に取材も兼ねた身辺警護的な感じで上がり込んでいた。それ警察の仕事では? 「表でも警察が張り込んでいますから」とスガちゃんは言っていたが、再び届いた脅迫状を警察より先に見ているのもどうなの……。でもその女性とふたりで食事にいったり、そのあと護衛役を外してほしいとみずから言い出したり、挙句ロマンスが生まれそうな雰囲気で終わる。結局どうなったんだろ。

そして推理合戦を繰り広げて聞き込みをしたり、筆跡を入手しようとする記者クラブの人たち(だからそれは警察の仕事……以下略)。このシリーズ、最後まで記者が警察並みの活躍をするという姿勢は変わりませんでした。

そして今回のスポンサーですが、ワカ末は机に箱がおいてあるという、さりげない演出だけかと思いきや、記者に手渡すシーンもちゃんとあった。ルピットは「風邪引いて寒気がする〜」と言い出す記者に手渡される瞬間に箱が大写しといういつもの演出。また、注目のあざとい演出のスポンサーは、ラーメン好きのガンさんがどこからか突然取り出すチキンラーメンと、
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ポケットから出したように見えるチキンラーメン。


前回もわざとらしい感じで出てきたヤマザキパンです。
事件記者10 影なき侵入者_b0087556_19452180.jpg
今回のヤマザキパンは、ヤマサキの看板の前にある公衆電話で記者がキャップに連絡を入れていると、タイミングよくパンをかじりながらもうひとりの記者が近づいて「ヤマザキパンのカリフォルニアレーズン入りだよ」と、もう1本のパンを渡すという演出。
事件記者10 影なき侵入者_b0087556_19455369.jpg
お腹減ってたみたいで、ありがたく頂戴されました。


丸かじりするには大きい気がする。飲み物がないと喉につかえそうではある。コッペパンの大きいものなのか、食パンタイプなのか、蒸しパン系なのか、映像からは謎。おいしいのかな。食べてみたい。

日活の事件記者シリーズはこれで終わりです。ちょっと寂しい。スガちゃんとガンさんの活躍がもっと観たかったなー。

by rivarisaia | 2023-03-08 19:48 | 映画/日本 | Trackback | Comments(0)