アジア・トイレ紀行
2026年 02月 16日
『アジア・トイレ紀行』山田七絵、内藤寛子 編著 白水社
子供の頃の私は、本やマンガ、映画やドラマ、アニメなどの登場人物たちは「いったいトイレはどうしているのか?」ということをつねに気にしていた。
昔話のお姫さま、SF映画の宇宙人、開拓時代の人々、お城に住んでるお殿様、ジャングルの奥地に行く冒険家……トイレの描写がない限り、ありとあらゆる人々のトイレ問題が気になって仕方がなかった。
それは大人になってもわりとそうで、歴史の本を読んだり、史跡を見学したりする際には、必ずトイレ(と風呂)について確認してしまう。
今でこそきれいな公共のトイレが増えた日本も、昔はだいぶひどかった。汲み取り式も残っていたし、紙はないし、汚いし、電車のトイレなんて用を足している時に穴から線路が見えていた時期もあった。
海外に行くと日本とはまた違った様相で、ときにかなりハードルの高いトイレに遭遇する。しかし旅先では切羽詰まっている状況のことが多く、「無理〜」などと悠長なことは言ってられない。そんな時に心に抱くのは「ほかの人たちは、どうしてるんだろう」という疑問だ。
というわけで、まったく異なる様式のトイレ文化圏に滞在したことのある人々の多様な体験談には興味津々なのだが、そんな私の関心に直球で応えてくれる本、こんな本を待ってた!というのが、前置きがずいぶん長くなったけれど、本書である。
異国のトイレ体験談は、上から目線で大げさな笑いのネタのように書かれがちだけど、この本はそうではないのがとてもよい。何人もの研究者たちが自らのトイレ体験を、それぞれの場所の文化や歴史も交えつつ真面目に語っていて、おもしろいと同時に学ぶ点も多かった(日本の「トイレ」と「便所」の違いの考察もおもしろかったし、同感である)。
トイレ問題はすごく重要で、環境問題の面ばかり注目されがちなSDGsでも「だれもが安全な水とトイレを利用できるようにする」という目標を掲げている。
そういえば私も、80年代の中国で、穴が空いてるだけのトイレや扉のないトイレに遭遇して、びびりながら用を足したことがある。
ちなみに扉がないトイレって、ああ中国特有の「ニーハオ・トイレ」でしょ?というイメージがあるけど、アメリカのテキサス州にある某公園の女子トイレもなぜか全個室扉が付いてなかった。ペラペラ話しながらトイレに入ってきたアメリカ人女子は、そのまま向かい合った個室に入り、おしゃべりを続けながら用を足していた。その隣で私も便座に座りつつ、「扉はどうしたん?」とはてなマークが頭に浮いてたんだけど、あのトイレは今も扉がないのだろうか。
私はロシアのトイレ(ものすごいやつ)に入ったことがあります。
ツアーの他の人はびびって近くのガソリンスタンドと交渉(お金はらって)そこのトイレにいってました。
私はトイレで転んだというショスターコビッチ先生(本当か?)に敬意をはらって、現地のトイレにはいったわけです。
だってロシアに行ったんだもんです。
ちなみに、ツアーの人たちとの会話(ホテル内でも) トイレ紙ありました?でした。
ツアーの他の人はびびって近くのガソリンスタンドと交渉(お金はらって)そこのトイレにいってました。
私はトイレで転んだというショスターコビッチ先生(本当か?)に敬意をはらって、現地のトイレにはいったわけです。
だってロシアに行ったんだもんです。
ちなみに、ツアーの人たちとの会話(ホテル内でも) トイレ紙ありました?でした。
0
ロシア(旧ソ連)のトイレはなかなかすごいと、米原万里のエッセイでも読んだ記憶があります……。絶対に転びたくないトイレ! そんな現地のトイレに入るのもいい思い出になりますね(たぶん)。
私の経験ではパリのカフェのトイレも結構すごかったです。これだったら穴が開いてるだけのトイレの方がよっぽどマシだなという感じでした……
私の経験ではパリのカフェのトイレも結構すごかったです。これだったら穴が開いてるだけのトイレの方がよっぽどマシだなという感じでした……
by rivarisaia
| 2026-02-16 23:06
| 書籍
|
Trackback
|
Comments(2)


