ロッパの悲食記

空腹は最高の調味料なわけですが、食べ物エッセイを読むのもまた最高の調味料だったります。食べ物エッセイもいろいろあって、どれも捨てがたいのですが、かなり好きな本がコレ。

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ロッパの悲食記』古川緑波 ちくま文庫


日本の喜劇人・古川ロッパの食べ物日記。戦争末期から戦後の食べ物のない時代に、美味しいものを何とか食べようとするところに、やっぱり食欲は生きる力の原動力だよなあと感じます。冷たいご飯しか食べられなくて悲しくなったり、得体のしれないものを食べて下痢したりもするのがおかしい。

なによりも、「美味しいものならいくらでも食えるが、まずいものは全く食わない」というだけあって、ロッパの大食いっぷりには脱帽。読んでお腹いっぱいになるか、自分もお腹が減るかは、その人次第(私は後者)。箱根富士屋ホテルで、メニュウの上から下まで全部食べる!という試みのくだりは、もう何と言ったらいいのか。美味しく食事ができることはやっぱり幸せですよねー。
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by rivarisaia | 2006-12-11 22:46 | | Trackback | Comments(0)

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