モンゴリアン・ピンポン

この映画、国際映画祭で見逃してから、ずいぶん待ったよ!(正確には2年か)

モンゴリアン・ピンポン(緑草地)
監督は、去年の国際映画祭の『Crazy Stone』を私が絶賛中のニン・ハオ(寧浩) 。

モンゴルの草原に暮らす少年ビリグは、ある日、川でピンポン球を見つける。「これは何?」 あれこれ想像を巡らす子どもたち。ところが、映らないテレビから聞こえる音声で、どうやらこれは「卓球」に使われるボールらしいと判明。おまけに「ピンポン球は国家の球」だと言うから、さあ大変。そんなに大事な球がなくなって、国家は困っているに違いない。返しに行かなくちゃ!


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スクリーンには収まりきらない内蒙古の大自然とたくましい子どもたち。あとは、なんともの〜んびりした展開なんだけど、じんわりとした余韻が残ります。少年の目に映った光景をあえて見せなかったラストに座布団1枚。しかし「国家の球」があんな運命を辿るとは、お父さん、思い切りよすぎだよ! 

それにしても、毎回モンゴルを舞台にした映画を観て思うのは、どうしてみんな方角がわかるのか?という点。何も無いのにさ.....。私だったら遭難しそう。自然が広大すぎて、美しいと思うと同時に恐怖も感じるんですけど、それは私が都会育ちだからでしょうか。

ところで、私が観た回は、上映前にモンゴル・ホーミーフェスティバルで特別賞を受賞したという梅木秀徳さんのミニ・ライブがありました。実際に目の前で本場仕込みの生ホーミーを聴いたのは初めてで、とても感激した。

ホーミーは2つの音が同時に発声されるわけですが、いろんなバリエーションがあって、メドレーで聴かせてもらいました。低音と高音が同時に出るのがホント不思議。

低音は浪曲の広澤虎造の声、もしくはアメ横のおじさんの「サー、イラハイ、イラハイ、ヤスイヨ、ヤスイヨ」の声。高音は口笛のピィーーという音。耳に心地よくて、こりゃラクダも泣くよね、と身体で理解した(ラクダ?と思う人はこのエントリを参照)。馬頭琴の演奏もあったのですが、弦の下に指を入れて押さえたりするのがおもしろい。

ホーミーのCDが欲しくなっちゃった.....。本当はモンゴルの草原で聴きたいけど。

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Tracked from 分太郎の映画日記 at 2007-06-14 17:10
タイトル : 『モンゴリアン・ピンポン』
 中国の内モンゴル(蒙古)自治区の草原に暮らす3人の少年と、謎の白い球をめぐる“冒険”譚。 あちこちの宣伝文句に使われている、内モンゴル版『トム・ソーヤーの冒険』(byパンフレット)というのが、確かに一番端的に内容を表しているだろう。といっても、こちらは...... more
by rivarisaia | 2007-05-07 20:37 | 映画/アジア | Trackback(1) | Comments(0)

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