Der Struwwelpeter(もじゃもじゃペーター)

イタリア民話はシュールだと書いてて、ハッと思い出しました。
シュールといえば、ドイツに「もじゃもじゃペーター」がいる。以前、ドイツの本屋さんで、「あっ!もじゃもじゃペーターだ!」と懐かしくなって衝動買いした本がこれ。

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 『Der Struwwelpeter』 Dr. Jeinrich Hoffmann著 Diogenes刊

日本では『もじゃもじゃペーター』という題で出版されている教育絵本。1844年にドイツの医師ハインリヒ・ホフマンが自分の子どものためにつくった「しつけ絵本」です。爪も髪も伸びほうだいの汚い子どもがもじゃもじゃペーター。最初にペーターと出会ったのは、幼稚園のときにもらった「こどものとも」。堀内誠一さんが紹介してました(『てがみのほん』)。

基本はいたずらっ子が痛い目にあう話ですが、代表的なのが
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「指をしゃぶっちゃダメよ」というママのいいつけを守らなかったコンラート君が、仕立て屋にチョッキンと切られる話(左)とか、
スープを飲まなかったカスパール君が、ひょろひょろにやせ細って死んじゃう話(右)。

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あとは、マッチで火遊びしていたパウリンヒェンちゃんが燃えていなくなっちゃう話。右下の絵で、灰になっちゃったパウリンヒェンちゃんを偲んで、猫が目から滝のような涙を流しているところがツボでした。今見ると、けっこう豪快に燃えてますね。怖い。

指しゃぶりも、好き嫌いも マッチで火遊びも絶対するなよ!という教訓がひしひしと伝わってきます。それにしても、仕立て屋がハサミもって飛んでくるのはイヤですよ!

<追記>
プロジェクト杉田玄白に、イラストや翻訳がありました。コチラ
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by rivarisaia | 2007-05-26 22:25 | | Trackback | Comments(0)

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