帳面派としての『セブン』
2007年 09月 18日
芸術家や建築家の完成作品よりも、その人がつらつら書きなぐったノートやらスケッチのほうに興味があったりする私。ノートや手帳やスケッチブックなどにごちゃごちゃ書く人を、私は勝手に「帳面派」と呼んでいます。
Moleskineも人気の今日この頃。手帳などに必要事項をメモをする人は多いですが、それだけでは帳面派とは言えません。ここでの帳面派の定義は以下。

内容も高度な帳面派として外せないのがレオナルドさん。手稿の総ページ数13,000ページ(by Wikipedia)ときたもんだ。
ひとつ要注意なのは、帳面の内容によっては電波な人と思われる可能性があることです。自分は帳面派だからアーティスティックでクリエイティブで天才的だと思っているのは本人だけで、他人に帳面を覗き込まれたら最後、「うわっ、この人ヤバイ」と思われて後ずさりされるかもしれないリスクがあるわけです。
いい例が、映画『セブン』です。犯人は明らかに帳面派ですが、案の定、犯人の帳面を見たブラピやモーガン・フリーマンは「こいつ狂ってやがるぜ」「電波な野郎だ」という嫌悪感あふれる表情をしていました。確かに帳面の内容はかなり悪趣味でしたが、しかしレイアウトのセンスだけはよさげなところに注目。

有名なカイル・クーパーのタイトルバックは、犯人の帳面制作風景です。ご覧下さい、この文字量。レイアウトだけじゃなくて、ノートの種類に統一感が漂っている部分にもこだわりが感じられます。
これは、やっぱり後から他人(刑事とか)に見せることを前提に作成していたのかしら。おまけに、これだけの帳面制作には相当なエネルギーと時間を消耗するはず。そのうえで凝った殺人をいくつも起こすバイタリティもさることながら、犯人は時間活用法にもかなり長けているとみました。
内容はさておき、全体の完成度といいますか、芸術性は高そうな帳面を作成した『セブン』の犯人ですが、帳面にこだわりすぎて内へ内へと向かった先があの結果。天才と狂人は紙一重ってやつなのかもしれません。別の方向に向かえば、ダミアン・ハーストくらいになれたかもしれないのにね。
いずれにしても、帳面派は、極力他人には帳面を見せないようにするか、見せる場合は、他人に見せてもいいページに限ったほうが無難です。あんまり自分の世界にこもるのもよくないかもしれませんね。
Moleskineも人気の今日この頃。手帳などに必要事項をメモをする人は多いですが、それだけでは帳面派とは言えません。ここでの帳面派の定義は以下。
どうでもいいこと、必要でも何でもないこと、ふと思ったこと、発明したこと、落書き、本や映画のフレーズ、独り言などをびっしりと書きなぐったり、レシート、シール、拾ったもの、ラベル、包み紙、切り抜きなどあらゆるものをベタベタ貼付けたりする。(by 春巻)また、帳面派の度合いは、書き込みの密度と帳面の冊数に比例するともいえるでしょう。

内容も高度な帳面派として外せないのがレオナルドさん。手稿の総ページ数13,000ページ(by Wikipedia)ときたもんだ。
ひとつ要注意なのは、帳面の内容によっては電波な人と思われる可能性があることです。自分は帳面派だからアーティスティックでクリエイティブで天才的だと思っているのは本人だけで、他人に帳面を覗き込まれたら最後、「うわっ、この人ヤバイ」と思われて後ずさりされるかもしれないリスクがあるわけです。
いい例が、映画『セブン』です。犯人は明らかに帳面派ですが、案の定、犯人の帳面を見たブラピやモーガン・フリーマンは「こいつ狂ってやがるぜ」「電波な野郎だ」という嫌悪感あふれる表情をしていました。確かに帳面の内容はかなり悪趣味でしたが、しかしレイアウトのセンスだけはよさげなところに注目。

有名なカイル・クーパーのタイトルバックは、犯人の帳面制作風景です。ご覧下さい、この文字量。レイアウトだけじゃなくて、ノートの種類に統一感が漂っている部分にもこだわりが感じられます。
これは、やっぱり後から他人(刑事とか)に見せることを前提に作成していたのかしら。おまけに、これだけの帳面制作には相当なエネルギーと時間を消耗するはず。そのうえで凝った殺人をいくつも起こすバイタリティもさることながら、犯人は時間活用法にもかなり長けているとみました。
内容はさておき、全体の完成度といいますか、芸術性は高そうな帳面を作成した『セブン』の犯人ですが、帳面にこだわりすぎて内へ内へと向かった先があの結果。天才と狂人は紙一重ってやつなのかもしれません。別の方向に向かえば、ダミアン・ハーストくらいになれたかもしれないのにね。
いずれにしても、帳面派は、極力他人には帳面を見せないようにするか、見せる場合は、他人に見せてもいいページに限ったほうが無難です。あんまり自分の世界にこもるのもよくないかもしれませんね。
こんばんは。
私はまさに「アンチ帳面派」なんですが、それなのに、今、家でも職場でも小さなメモ帳を持参してはメモっている日々がかれこれ4ヶ月ほど続いています…。
何をメモっているのかと言うと、「歯軋り」のタイミング。
何時何分どんな状況で歯軋り(喰いしばり?)をしたかをメモっては、それを定期的に歯科医に見せています。
ただでさえ筆不精なのに、そりゃあもう拷問ですよ。
最初の1ヶ月は「こんなのが歯軋り治療に役立つのか?」と思っていたのですが、メモることでだんだん意識し始め、最近ではナント歯軋りが殆ど無い状態に!
長~いコメントになってしまいましたが、メモるって良いことなんですね。(←こんなオチで本当にスミマセン…)
あっ、でも写本みたにびっしり文字が書かれているのを見るのは大好きなんです、私も(笑)。
私はまさに「アンチ帳面派」なんですが、それなのに、今、家でも職場でも小さなメモ帳を持参してはメモっている日々がかれこれ4ヶ月ほど続いています…。
何をメモっているのかと言うと、「歯軋り」のタイミング。
何時何分どんな状況で歯軋り(喰いしばり?)をしたかをメモっては、それを定期的に歯科医に見せています。
ただでさえ筆不精なのに、そりゃあもう拷問ですよ。
最初の1ヶ月は「こんなのが歯軋り治療に役立つのか?」と思っていたのですが、メモることでだんだん意識し始め、最近ではナント歯軋りが殆ど無い状態に!
長~いコメントになってしまいましたが、メモるって良いことなんですね。(←こんなオチで本当にスミマセン…)
あっ、でも写本みたにびっしり文字が書かれているのを見るのは大好きなんです、私も(笑)。
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たびたび出没しましてスミマセン。
帳面派!心惹かれるカテゴリーですね。そして正に帳面派の大御所ですね。ジョン・ドゥとレオナルドさん。
ジョン・ドゥは実直そうなノート(確かアレはアメリカで定番の大学ノート?)が高ポイントでした。
やはり帳面派は執着心と強迫観念から生まれるものでしょうか。一度書き出すと頁を埋めずにはいられない・・・埋めると落ち着くっていうか。そんな気持ちは解らなくもない。
私の知るガチの帳面を見た時もジョン・ドゥを思い起こさせましたが、帳面派に入れても良いのでしょうか。
あと、魔太郎とか?
世界の帳面派を集めて展示する展覧会があればいいのにな。
帳面派!心惹かれるカテゴリーですね。そして正に帳面派の大御所ですね。ジョン・ドゥとレオナルドさん。
ジョン・ドゥは実直そうなノート(確かアレはアメリカで定番の大学ノート?)が高ポイントでした。
やはり帳面派は執着心と強迫観念から生まれるものでしょうか。一度書き出すと頁を埋めずにはいられない・・・埋めると落ち着くっていうか。そんな気持ちは解らなくもない。
私の知るガチの帳面を見た時もジョン・ドゥを思い起こさせましたが、帳面派に入れても良いのでしょうか。
あと、魔太郎とか?
世界の帳面派を集めて展示する展覧会があればいいのにな。
>hanaさん、
「アンチ帳面派」なのに、「歯軋りの帳面」を!
いいですね、「歯軋りの帳面」って、考えようによってはシュールで文学的かもしれないですよ。小川洋子とか、村上春樹あたりの小説の小道具として登場してもおかしくありません。
でも、メモるだけで、効果があるんですね......。体重も毎日測ってメモると減るって話を聞いたことがあります。
そう、帳面つけるのは嫌いだけど、見るのは好きな人って多いです。
私も見るのは好き〜。
「アンチ帳面派」なのに、「歯軋りの帳面」を!
いいですね、「歯軋りの帳面」って、考えようによってはシュールで文学的かもしれないですよ。小川洋子とか、村上春樹あたりの小説の小道具として登場してもおかしくありません。
でも、メモるだけで、効果があるんですね......。体重も毎日測ってメモると減るって話を聞いたことがあります。
そう、帳面つけるのは嫌いだけど、見るのは好きな人って多いです。
私も見るのは好き〜。
>minaco.さん、
今後は帳面派に注目したい芸術の秋です。ジョン・ドゥは、タイトルバックをじっくり見てみたところ、なんかページを手縫いしてましたよ。
手縫いって、何それアンタ! と思いました。
やはり空白恐怖症の気はあるんでしょうね。でも、そんな私も自分のノートとかメモなどを見ると、その傾向が......。大御所の方々にはおよびませぬが。魔太郎も帳面派。そしてたぶん、ナポレオン・ダイナマイトも帳面派。目下の悩みは、ハンニバル・レクター博士が帳面派か、否か、です。
世界の帳面派展覧会、いいですね! 間違いなく行く!
ルートって帳面派のような気もしますが、どうなんでしょう。
今後は帳面派に注目したい芸術の秋です。ジョン・ドゥは、タイトルバックをじっくり見てみたところ、なんかページを手縫いしてましたよ。
手縫いって、何それアンタ! と思いました。
やはり空白恐怖症の気はあるんでしょうね。でも、そんな私も自分のノートとかメモなどを見ると、その傾向が......。大御所の方々にはおよびませぬが。魔太郎も帳面派。そしてたぶん、ナポレオン・ダイナマイトも帳面派。目下の悩みは、ハンニバル・レクター博士が帳面派か、否か、です。
世界の帳面派展覧会、いいですね! 間違いなく行く!
ルートって帳面派のような気もしますが、どうなんでしょう。
by rivarisaia
| 2007-09-18 18:20
| 映画/洋画
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