ポー・シャドウ

のんきに旅行記を書いているとみせかけ、水面下では仕事とラテン語が修羅場のようでした。あはは。ようやく落ち着きつつある今日この頃。来週あたりから、ふつうの日々が戻ってきますように!

今さら書いてもな〜という映画の感想はさておき、以前、『ダンテ・クラブ』の感想を書いた際(コチラ)、ポーをテーマにした次回作が楽しみだとか書いているので、この本の感想をサラリと記しておきます。

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ポー・シャドウ 上・下』マシュー・パール著、鈴木恵訳 新潮文庫

アメリカ文学史上最大の謎のひとつ、エドガー・アラン・ポーの死の直前の「空白の5日間」。本書は、史実と著者が発見した新事実を盛り込みつつ、その謎に迫ろうという歴史小説です。

正直に告白すると、前作の『ダンテ・クラブ』のほうが断然おもしろかった。なぜでしょう? 「デュパン男爵」という人物が登場したあたりから、リアルなんだか、突拍子もないんだか、よくわからない活劇めいた話になってしまったからでしょうか。前半はワクワクしながら読んでましたが、後半にいくにつれて気分が失速。しまいには、ポー・マニアな主人公に「お前、いいかげんにしろ」と小言のひとつでも言ってやりたい気分に。

私がもっとポーの人生に興味があったら、感想も違ったかもしれません。とりあえず、我が家のどこかにポー全集があるはずなので、まずはそれを読み直してみよう。

ちなみに、次回作はディケンズがテーマらしいですよ。ディケンズか......(遠い目)。
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by rivarisaia | 2007-12-17 23:59 | | Trackback | Comments(0)

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