古代ギリシアがんちく図鑑:かなり充実の1冊
2008年 06月 16日
4年前のEUROポルトガル大会で、まさかの優勝を果たしたギリシャ。おかげで私はしばらく廃人状態から立ち直れなかったのですが(そりゃもう、ポルトガルの優勝に全エネルギーを注ぎ込んで観戦していたからですが)、そんなギリシャが今回は予選敗退か...わからないものですね。
ところでギリシャといえば、先日おもしろい本というかマンガを読みました。
これはすばらしいのでおすすめ。
『古代ギリシアがんちく図鑑』芝崎みゆき著 バジリコ刊
なんともゆるいイラストと手書きの文字がビッシリの堂々364ページなんですが、これ1冊で古代ギリシャの神話や歴史、有名哲学者たちの紹介、シュリーマンなどの発掘エピソード、遺跡旅行記と盛りだくさん。
あらゆる情報がギッシリの非常に濃い内容なのに、すごくわかりやすく、しかもかなり笑える。もうすでに知っているはずのギリシャ神話で大笑いするとは思いもしませんでした...。でもこの笑える、というのがポイントです。小難しく書いてある本よりもよっぽどためになる。古代ギリシャにさして興味なかった私が、ハマリつつあるくらいですよ!
「そういえば、ラテン語の例文に出てきたなあ、宿題で訳したときは別段おもしろくなかったけどねえ」という古代の有名ギリシャ人エピソードにもバカ受けした私。そんなに愉快な奴だったのか!とがぜん興味がわいてきました。いま、ヘロドトスの『歴史』を読む気満々なのも本書のせいです。
同じ著者で『古代エジプトうんちく図鑑』も出ています。こちらも1冊で132人の全ファラオの解説、遺跡発掘偉人伝、神話、旅行記とかなりの情報量。著者の芝崎さん、すごいよ。私はギリシャの本のほうが好きだけど、そこは個人の興味の度合いによりますかね。
ところでギリシャといえば、先日おもしろい本というかマンガを読みました。
これはすばらしいのでおすすめ。
『古代ギリシアがんちく図鑑』芝崎みゆき著 バジリコ刊
なんともゆるいイラストと手書きの文字がビッシリの堂々364ページなんですが、これ1冊で古代ギリシャの神話や歴史、有名哲学者たちの紹介、シュリーマンなどの発掘エピソード、遺跡旅行記と盛りだくさん。
あらゆる情報がギッシリの非常に濃い内容なのに、すごくわかりやすく、しかもかなり笑える。もうすでに知っているはずのギリシャ神話で大笑いするとは思いもしませんでした...。でもこの笑える、というのがポイントです。小難しく書いてある本よりもよっぽどためになる。古代ギリシャにさして興味なかった私が、ハマリつつあるくらいですよ!
「そういえば、ラテン語の例文に出てきたなあ、宿題で訳したときは別段おもしろくなかったけどねえ」という古代の有名ギリシャ人エピソードにもバカ受けした私。そんなに愉快な奴だったのか!とがぜん興味がわいてきました。いま、ヘロドトスの『歴史』を読む気満々なのも本書のせいです。
同じ著者で『古代エジプトうんちく図鑑』も出ています。こちらも1冊で132人の全ファラオの解説、遺跡発掘偉人伝、神話、旅行記とかなりの情報量。著者の芝崎さん、すごいよ。私はギリシャの本のほうが好きだけど、そこは個人の興味の度合いによりますかね。
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from きたきつねの穴
at 2008-06-18 22:52
おお、これはよさげですね!
実は、この夏、トルコの左上の角あたり(トロイの遺跡のそばとか)に行くのですが、古代ギリシャについてはあまり知らず、どうしようかと思っていたのでした。
近日中に買い求める所存です。
笑えるなんて、ああ、楽しみ…。
実は、この夏、トルコの左上の角あたり(トロイの遺跡のそばとか)に行くのですが、古代ギリシャについてはあまり知らず、どうしようかと思っていたのでした。
近日中に買い求める所存です。
笑えるなんて、ああ、楽しみ…。
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rivarisaia at 2008-06-18 22:22
これは最初図書館で借りて、いや〜買っておこう、と思いました。
ギリシャ人はかなりお茶目....なんですかね、そんな気がしてなりません。トルコに行くなんてうらやましい!本場のハルヴァが食べられますね!
ギリシャ人はかなりお茶目....なんですかね、そんな気がしてなりません。トルコに行くなんてうらやましい!本場のハルヴァが食べられますね!
by rivarisaia
| 2008-06-16 23:58
| 本
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