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見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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次期大統領はオバマ氏、共和党は副大統領がアレじゃあね…

朝から急用でドタバタしている最中にオバマ勝利の速報を聞く。
バタバタと帰宅してからニュースをチェックいたしました。マケインの敗北宣言は清々しくてとてもよい演説でしたね。オバマの演説がうまいのは、2004年民主党全国大会でのジョン・ケリーの応援演説で実証ズミですが、今回も106歳の老婦人のエピソードを入れてくるところに泣けた。「ゲイの人もストレートの人も」とスピーチに盛り込むあたりもすてき。

演説の映像はすでにYouTubeにいっぱいあがってます。今回の勝利宣言のスクリプトはコチラ、「リベラルなアメリカも保守のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ」の名言で有名な2004年のオバマの演説のスクリプトはコチラで読めます。

さて、オバマの大統領としての手腕についてはやや不安要素はあるものの、やはり初の黒人大統領というのは画期的。ただ、彼自身は、上の演説でもあるように、これまでのキャンペーンでも人種を強くアピールすることはなく、むしろ人種や思想の違いを超えた団結を訴えていて、その点も画期的でした。彼が任期中に暗殺されるような事態が起きませんように。

マケイン敗退の要因はいろいろあるけど、副大統領の指名も大きかったかもね…。ペイリンのトンチンカンぶりを見るたびに、ブッシュ(父)時代の副大統領ダン・クエールを思い出した私。同じようなトンチンカン発言で伝説を築いたクエールは、ジョークのネタとして愛すべきキャラクターでしたが、ペイリンはもはやネタとしても笑えないアイタタタ…な感じが漂ってたからなあ。

とにもかくにも、大統領に何かが起きたときに全権を引き継ぐ副大統領がサラ・ペイリン、というリスクを回避できただけでもよかったです。

●おまけ

あのクエールですらペイリンにくらべたら…という話は、いろいろなところで話題にされてましたが、その件をネタにした、MSNBCのキース・オルバーマンの番組(9月30日放映)がおもしろかったので貼付けておきます。何を言ってるのか意味不明という方も、ニュースキャスターの笑いっぷりにご注目ください。揶揄されすぎて可哀想とも言えるが、まあそれもいたしかたなし。


by rivarisaia | 2008-11-05 23:58 | 日々のよもやま | Trackback | Comments(0)