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2007年 03月 11日 ( 1 )

外科室

昨日は持病の偏頭痛のため、家で推理小説を読みながらゴロゴロしていたのですが、たまたま夜にTVをつけたら『外科室』をやっていた。監督は坂東玉三郎。

劇場で観た時もまったく同じ感想で、しかもサユリストや加藤雅也ファンには怒られそうですが、正直に書くと脳裏に浮かんだ言葉は「ミス・キャスト」の一語であった。

映画自体の幻想的な雰囲気はいいし、小石川植物園の景色は綺麗だし、泉鏡花の原作ももちろん好きだし、鰐淵晴子も出ているのですが、主役の2人がなあ...惜しいなあ...。加藤雅也はほとんど台詞が無いようなものなのに、どうして黙って立っていても大根に見えるのか、とか、吉永小百合はキレイかもしれないが貴船伯爵夫人のイメージには合わないのよ...と頭痛薬飲みながら思ったわけです。

では、誰がイメージに合っているのかと問われても即答できないのですが、九条武子、柳原白蓮と並ぶ「大正三美人」と呼ばれた「林きむ子」みたいな雰囲気と言えばよいのでしょうか。

林きむ子さんについては、森まゆみさんの本で『大正美人伝—林きむ子の生涯』というのがありまして、表紙写真はこんな感じです。
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小百合には何が足りないのか...とぼんやり考えた挙げ句、そうだ彼女はどちらかと言えば庶民的な雰囲気で、「気高く凛とした感じ」が足りないんだなと思った次第です。

余談ですが、公開当時はまったく気づきませんでしたが、仁左衛門がチョイ役(馭者)で出ていて「おお〜〜!」となりまして、仁左衛門が馭する馬車とはなんと贅沢な!と騒いでおりました。
by rivarisaia | 2007-03-11 20:15 | 映画/日本 | Trackback(1) | Comments(4)

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