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2008年 09月 06日 ( 1 )

処女の泉

NHKの衛星映画劇場に連日のようにお世話になってる私です。仕事とNHKに追われる今日このごろ。何だろ、それ。今晩も『七人の侍』やってましたよねえ。つい見ちゃうよね。

さて、油断ならないNHKの衛星映画劇場では、かつてベルイマン特集もやってました。このときは油断してたのでけっこう見逃しちゃったりしたんですが、これは観た。

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処女の泉(JUNGFRUKALLAN)』監督:イングマール・ベルイマン

~あらすじ~

むかしむかしのスウェーデン、ある豪農の家にカリンという美しい一人娘がおりました。その家にはもうひとりインゲリという名の養女がおり、皆からちやほやされているカリンに嫉妬しておりました。

ある日のこと、ふたりは遠くの教会にロウソクを捧げに行くことになりました。途中、森を怖がるインゲリを置き去りに、カリンがどんどん進んで行きますと、2人の男と1人の少年に出会いました。心やさしいカリンは彼らにお弁当を振る舞いますが…。

書いてて気づきましたが、ここまでは「赤ずきんちゃん」っぽい展開ですね。

ところで。

allcinemaを見ると、あらすじには「16世紀のスウェーデン」とありますが、そんなバカな。14世紀とかせめて15世紀ではなく?

まず、マックス・フォン・シドー演じるお父さんのいでたちといい、お母さんの服装といい、食事の風景といい、全体に漂う濃厚な中世の空気。

さらに、敬虔なキリスト教徒で、世間知らずであるがゆえに森が怖くないお嬢さん(光)と、古くからの土着の宗教を信仰し、おなかに父なし子がいて森を怖がるインゲリ(闇)という対照的なふたりがいて、ここで恐ろしい不幸に見舞われるのは、光の存在であるお嬢さんのほう。おまけにキリスト教がカトリックっぽい。16世紀のスウェーデンはプロテスタント国家では。

本作のテーマは、復讐、信仰、神の沈黙だと思うのですが、私に言えるのは、神様はいつも沈黙するもの、そして無垢の人が死んだ場所には、花が咲いたり、木がはえたり、泉がこんこんと湧き出たりするもの、ということです。しかしプロテスタントだと、泉は湧かないと思うの。

と思って、imdbをみたら、「14世紀のスウェーデン」となってました。2世紀ってけっこう大きいよ! どっちが正しいのか調べて…みる余裕はいまの私にはナイので、個人的に14世紀ってことにしておきます。

そんな小さいことにチクチクとこだわった挙げ句、北欧の歴史についても無知なことに気づき、スウェーデンの歴史などをネットで調べ始めちゃったりして、どういう感想書こうとしてたのか忘れちゃったよ。。。マックス・フォン・シドー演じるお父さんがすごいことについて書こうと思ってたのにー。
by rivarisaia | 2008-09-06 23:58 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(4)

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