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2018年 05月 28日 ( 1 )

29歳問題

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29歳問題29+1』監督:キーレン・パン/彭秀慧

30歳を目前に控えたヨックワン(クリッシー・チャウ/周秀娜)は、化粧品会社のマーケティング部門でバリバリ働き、昇進もして、出張が多いけど長年つきあっている彼氏もいて、忙しいながらに充実した日々を過ごしていたんだけれども、仕事のプレッシャーや彼氏とのすれちがい、親の認知症、住んでいた部屋からの急な退去……と、急にいろいろな問題が降りかかる。

とりあえず大家さんからの紹介で、パリに旅行中のティンロ(ジョイス・チェン/鄭欣宜)の部屋に仮住まいすることになったヨックワン。偶然同じ年齢で誕生日だったティンロの日記を見つけて読んでみると、自分とは違ってなんだかとても楽しそうな毎日を過ごしているように思えるんだけど……

程度の差こそあれ、年齢や性別関係なく誰もがヨックワンやティンロと似たような経験をしたことがあるんじゃないかなあと思うし、できる時にやりたいことはやったほうがいいし、毎日できるだけ楽しく過ごしたほうがいいな、ってなりました。

私は人生に起こる出来事は基本は神様の思し召しと思っていて、歴史に if はない派でもあるため、人生の選択が間違っていたかどうかとかあまり考えたことないんですけど(稀に考えてみたりしても、いやーやっぱり別の選択肢はなかったなー仕方ないねーという結論に落ち着く)、ヨックワンの会社の女社長が言っていた「選んだことは全力でやったほうがいい」というのはそうかもしれないなと思うことはしばしばあって、もっと真面目にやっときゃよかったよ!と反省することは多い。

全力でやればよかった案件は数え切れないほどあるんだけど、そのうちのひとつが、学生時代、第2外国語でドイツ語を選択して、けっこう成績もよかったので日本に戻ってきても続けようと思ってたのに面倒くさくなって止めちゃった。そしたらそれから十年くらい経ってすっかりドイツ語を忘れた頃になって、仕事でドイツ語がからんできたり、ドイツに出張になったりということが起き、ああ、自分では青池保子の『エロイカより愛をこめて』が好きだったからドイツ語勉強したつもりでいたけど、神はもっと先を見据えていたね! ちゃんと続けておけばよかったね!!と後悔したけどあとのまつり。

くだらないけど、私の人生はこうしたくだらないことのかたまりでできている。そこに足りないのはベイビージョン・チョイくらい。本作、ティンロの幼馴染役で登場するベイビージョン・チョイ/蔡瀚億がすごくよいです。


by rivarisaia | 2018-05-28 21:01 | 映画/アジア | Trackback | Comments(0)