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カテゴリ:モノ( 117 )

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。

昨年暮れからちょうドタバタしているうちに年が明けてしまったわ…。
いつも訪れてくださってるみなさん、ありがとう。今年もマイペースで更新する予定です。どうぞよろしくお願いします。

2014年がみなさまにとって楽しい1年になりますように!
by rivarisaia | 2014-01-01 03:14 | モノ | Trackback | Comments(4)

マイナスねじのはなし

世間はお盆休みモードだし、どっちにしても暑くてわたしの頭のねじがゆるんでいるので、前回前々回につづき、しつこくねじの話。

「マイナスネジは日本ではあまり見かけない」と書きましたが、実際に意識してみると、マイナスの割合が低いことがわかります。うちのなかで探してみると、3カ所だけ見つかった。みんなも探してみると楽しいよ。

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左は祖父が使用してた本棚のねじ。右はインド製の扇風機のねじ。

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祖母が使ってた桐ダンスのねじ。ねじの向きをそろえてある!

実際に仕事でねじを使う人いわく、マイナスはあまりに作業効率が悪すぎる、つまり工作で数本しめるだけならいいけど、電ドリとか充ドリで何十本もしめないといけない場合、プラスじゃないとお話にならないということで、マイナスはほぼ使われてません。

使われてないせいか、なかなか売ってもいない(日本では)。

では、マイナスねじの需要はゼロか、というとそうでもなくて、高級腕時計のねじはいまでもマイナスを使うことが多いみたい。前にどこかで売っていた時計の精密ネジセットをみたときは、20本くらいあるうちの2本くらいがマイナスだった。

あとはアンティーク家具の修理にも必要ですね。

ただ日本の古い木製の家具は、ねじを使っていないものも多いです。木と金属といった異なる材質をつなぐならねじが要るけど、木材と木材という同じ材質を接合するなら、ねじもクギも使わないで、接着剤や組むという方法のほうが強度が出たりします。
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左は糸巻きで、これは木を組んである。右はこれまた祖父の本棚ですが、これも木を組んでる。

とまあ、そのようなわけで、マイナスねじのほうが歴史があるけど、あとから出現したプラス(フィリップス)のほうが優勢な日本。しかしアメリカではまだまだマイナスも需要があるらしい。その辺を調べてみるとおもしろいかもしれません。

ちなみにIKEAの家具のねじはプラスに見えるけど、あれはプラスじゃなくてポジドライブです。そんなポジドライブはヨーロッパ生まれ。おそらく私の想像ですが、ヨーロッパではプラスよりもポジドライブのほうが普及してるとみた。実際どうなんでしょう。各国のねじ状況をだれか夏休みの自由研究で調べてみて〜!と他人にふっておしまい!
by rivarisaia | 2013-08-13 17:41 | モノ | Trackback | Comments(0)

螺旋と書いてネジと読む。偉大なるネジ。

先週観た『風立ちぬ』では、計算尺というしろものがけっこうフィーチャーされておりまして、使い方を習った人やモノ自体を知らない人の間で話題になってたんですが、計算尺は見たことあるけど使い方はわからない私です。便利そうだけど。

わたしが心奪われたのは計算尺よりも、飛行機よりも、なによりもネジ! あと「沈頭鋲(ちんとうびょう)」! リベットの一種を沈頭鋲というらしいんですけどね、すばらしくわかりやすい言葉ですよね。頭が沈んで接合面が平になる鋲ですよ、奥さん。空気抵抗がなくなるわけですよ。

そしてその前に、同じく空気抵抗うんぬんでマイナスの皿ネジが登場してた気がするの。

いまはもう日本ではほとんど見かけない
マイナスのネジ!!


記憶があやふやなので、もう一度確認したいところですが、ネジだけのためにまた劇場で観るのはちょっと…どうなの…これから観る人教えて…。

ネジごときで何興奮してんだって感じでしょうけどね、ネジってすごいんですよ。

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わがやでは、家人が仕事の関係上たんまりネジを持っていたりする。たまにネジ屋に行くこともある。


じつはネジは、1000年に一度の大発見といえるモノなのだ。古代ギリシアではネジの仕組みは存在していて、現代のような使われ方がされるようになったのはおそらく中世ヨーロッパなんですが、中国でも日本でもネジは発明されなかった。

そう、日本は「ネジの無い文化圏」だったのである。この件については、東京大学生産技術研究所の村松貞次郎氏の論文「日本"無ねじ文化史"」が面白いのでご一読ください。こちらにPDFがあります。

ネジは、その歴史も、モノ自体も、非常に奥が深く、1本のネジの背後には、わたしには到底理解できないような、広大なネジの世界が広がっていて、ネジに詳しい人にネジの話をうかがってたらあっというまに時間経っちゃうくらいなんですが、残念ながらこのすばらしいネジの世界をみなさまに伝える力がわたしにナイ。

そこでたま〜にながめているネジ関連のリンクをここで紹介します。なにかのお役に立つこともあるでしょう。

ねじニュース/ばねニュース
金属産業新聞社のサイト。「ねじ」の並びが「ばね」ってところがもうグッときますよね。

ファスニングジャーナル
ねじ業界専門誌(旧全国鋲螺新聞社)のサイト。

ねじJAPAN
ねじの情報&コミュニケーションサイト。
このサイトのねじの学びにある「ねじの基礎知識講座」は面白いのでオススメ! 特に「ねじの歴史1、2、3」はぜひどうぞ。100問の「ねじクイズ」!もあるよ。

ねじ職人のねじブログ
株式会社ヤマシナの職人さんのブログです。わたしの理解は超えてるんですけど、これ読むとその辺のネジに対して畏怖の念すら抱くように。

ハードロック工業株式会社
有名な、絶対にゆるまないネジ、のハードロック工業のサイト。絶対に緩まないナットの話はニッポンドットコム財団の記事がわかりやすいです。

雷電から始まる層流翼と沈頭鋲にまつわるアメリカと日本のエピソードについて
記事アップしてから発見した「沈頭鋲」に関するまとめです。プラスネジの話が!

たかがネジ、されどネジ。みなさんも、機会があったらネジのことをぜひ考えてみてくださいね!(って、だれに勧めているのか…)このネジの話、また続くかも。
by rivarisaia | 2013-08-05 22:15 | モノ | Trackback | Comments(2)

人魚姫で涼んでください

細々した用事と暑さで頭がモーローとしてきたので、きょうもしつこく涼んでくださいシリーズ。

本日の一品はこちらでございます。

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押し入れから発掘された大昔のパズル。70年代初頭のブツと思われる。絵柄は人魚姫です。舞台はおそらく南の海。

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箱に使われているフォントがいかにも70年代な感じである。Hallmarkの傘下にあるらしい Springbok Editionsというメーカーのパズルなのだが、調べてみるといまだにジグゾーパズルの会社として健在だった。創立1963年だって。へー。

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組み立ててみたら、ミッシング・ピースはひとつもなく完成しました。

そしてハタと気づいた。ずいぶん前にアンデルセンの人魚姫よりもディズニーの『リトル・マーメイド』のほうが好きだと書いたことがあるけど、そのルーツはこのパズルにあるな…。

だって絵柄がめっちゃトロピカルじゃないか。カリブ海あたりだよ、きっと。あるいはハワイ。

さらに遠い記憶をたどると、いまもあるのか知らないけどLAのディズニーランドに潜水艦の乗り物があって、このパズルのような宝物箱のぞいてる人魚がいたような気がします。

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タコにフルーツ運ばせていい身分だなー。こういう生活いいな…(遠い目)
それにしてもほんとにアメリカンな配色だよね、ピンク&紫。

ここまで書いてみて、さして涼しげでもないけど、まあいいや。カリブ海、カリブ海でバカンスとかやってみたいよねー。夏っぽくて!!
by rivarisaia | 2013-07-15 18:29 | モノ | Trackback | Comments(0)

レリクアリー(聖遺物)

先日は映画『レッド・バイオリン』の話で、モノの過去(前の持ち主とか、その前の前の持ち主など)を想像すると楽しいと言いましたが、うちにあるこちらの由来も気になる。

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じゃじゃーん。レリクアリー(聖遺物)です。アンティークショップで入手したもので、一体全体どこからきたのかまるで謎。

ちなみに聖遺物は以下の3つの階級に分かれています。

第1級:イエス様の人生に直接関わるナニか(例:十字架の破片)
    または聖人の身体(の一部、骨とか髪とか)
第2級:聖人が身につけたり、触れたり、使用したりしたナニか
第3級:第1級&2級の聖遺物に触れたモノ(たいていは布の破片)


なんでしょう。第1級&2級はいいとしても、3級聖遺物のありかたはどうなのか。タッチしたらOK!という発想。アイドルと握手した手をふいたハンカチを大事に取っておくのと変わらないじゃんね…。まあ、こういうところがカトリックの愛すべきところです。

通常骨董屋さんにあるものは第3級。第1級&2級はしかるべき場所で大事にされているはずなので、うちにある写真のブツも第3級だと思う。

アップでみるとこんな感じです。
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書いてある文字はイタリア語なので、イタリア生まれとみた。ふつうに読むと「聖マリア・デッリ・アンジェリのベール」という意味で(他の解釈があるかしら?)、したがって黒い布地は何かに触ったベールなのではないか…と推測する次第です。修道女がつくったのかなあ。

布のまわりにある紙製の飾りは、「クイリング」という細い紙をくるくる巻いてつくるもので、聖遺物入れでよく使われています。

ところで先日、わたし歯医者で神経抜いたので、聖遺物入れをまねて記念箱を制作してみました。工作ブログで紹介しています(コチラ)。

追記:タイムリーにOxalaさんがクイリング・レリクアリーについて書いていらしたので、あわせてどうぞ[LINK]
by rivarisaia | 2013-05-24 22:18 | モノ | Trackback | Comments(2)

ルルドの水

先日、『ルルドの泉で』という映画の話をしたんですけども、ルルドといえば、おおむかしにルルドの水でつくった飴を紹介したことがございました。

あの飴は美味しかった(で、先日思い出して、以前これを買った銀座の教文館に行ってみたけど売ってなかった。残念)。

よくよく考えてみると、うちにも以前「ルルドの水」があったことも思い出しました。写真残ってた。

ジャーン。
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右側の白いキャップのボトルに入っているのが、ルルドの水である。ええと、確か四谷のカトリックショップ、ドン・ボスコで購入したような気がする…。なんで買ったのかよく覚えてないけど、たぶん「わー、ルルドの水だって!」「買いなよー」みたいなノリだったような気がする…。もっと大きなマリア像に入った水のボトルもあった気がしますね…。

で、買ったはいいけど、どうしたらいいのかわからず、しばらく持て余したことも激白します…(ばちあたりでごめんなさい)。 だって、これは飲んでいいものなのか? そもそも賞味期限のようなものがあるのかどうかもよくわからないので、折にふれてあちこちにふり撒いたりしてました…。うちの猫にも数滴かけた。

奇蹟は起きたのかもしれませんが、ぜんぜん気づいていません。しかしそんなものかもしれないですよね、奇蹟って。
by rivarisaia | 2013-04-24 23:11 | モノ | Trackback | Comments(0)

ひなまつり

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きょうは桃の節句でした。いつのまにかうちにあったミニチュア立ち雛。写真のほうが実物より大きく写ってます。

屏風を逆さまにして飾っていたことにさっき気づいて直したばっかり。
by rivarisaia | 2013-03-03 23:58 | モノ | Trackback | Comments(0)

ミルクのみ人形 または ビューティカール人形

先日はビッケの話をして昭和ノスタルジーに浸ったところで、タカラのキャンディちゃんに続く女の子向け昭和グッズの紹介。

うむ、昭和ノスタルジーか…。私が好きなのは昭和は昭和でも、昭和初期、戦前の"都会の"建物や街並とか洋服とか華族の暮らしとか魔都上海とかなんですけどね。ノスタルジーを感じるもなにも、私、その時代生まれてないから見た目しか知らないけどね! いやまあそれはさておき。

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叔母が子どもの頃に祖父に買ってもらったというお人形。戦後の品です。人気商品であったがゆえに、当時、祖父はデパートで並んで買ったらしい。

増田屋斎藤貿易から昭和29年(1954年)に発売されたミルクのみ人形(小鳩くるみのカール人形)ではないかと思うんだけど、昭和32年(1957年)のビューティカール人形かも。また、他社から類似品も出ていたようなのでどうだろうか(参照:増田屋コーポレーション日本のおもちゃ情報「レトロ玩具館」)。

子どもの頃、祖父母の家に行くと必ずこの人形で遊んでいたのだったが、祖母がたくさん着せ替え用の洋服をこさえており、洋服と一緒に祖母の形見として叔母から譲りうけたのであった。髪の毛用の銀色のカーラーとか、哺乳瓶といった小物は紛失。

むかしは横にすると目を閉じたのに、内部のナニかが涙のように溶け出してて目がくっついてしまい、もう閉じない。髪の毛もすっかりボサボサになっていたので、これでもちょっと巻き直してみたのよ!
by rivarisaia | 2013-02-24 23:01 | モノ | Trackback | Comments(0)

タカラのキャンディちゃん

年末、無造作にぬいぐるみやらおもちゃやらが突っ込んであった箱を整理したんですが。ついでに古ぼけて壊れているものを洗ったり修理したりしました。

こんなものも出てきた。
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身長7センチくらいで、靴にマグネットが付いていて自立する。ヒマだったので髪の毛をきれいにして、洋服も新しくつくってみた。

ところで、うちはリカちゃんもバービーも買ってもらえなかったので、これも買ってもらったのではなくて、近所の子がくれたのだが、いったい何だろ?と調べてみたところ、1974年にタカラから発売された「キャンディちゃん」でした。

タカラのチーちゃんかと思ってたわー。キャンディちゃんは缶の家に住んでいて、靴のマグネットが缶にくっつく、という趣向だったらしい。そんな人形が売られていたこと自体、全然知らなかった…。

キャンディちゃん、この写真撮ったあと、髪の毛のリボンも新調しました。しばらく本棚に立っててもらいます。
by rivarisaia | 2013-01-04 22:00 | モノ | Trackback | Comments(0)

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。

今年もまたゆるゆるのんびり更新していきたいと思いますので、
どうぞよろしくおねがいします。

みなさまにとってすばらしい1年になりますように!
by rivarisaia | 2013-01-01 01:28 | モノ | Trackback | Comments(2)