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カテゴリ:映画や本の雑記( 83 )

Twitter でたまにぶつぶつ言ってましたが、前から『アンナ・カレーニナ』をまたもや映画化するよという話があって、困り顔ステキ俳優のマシュー・マクファディンが私の好きなオブロンスキー役だそうなので気になってたんですが、予告が出ましたね。

ここで注意:「オブロンスキー」ですよ、ヴロンスキーじゃないよ。

小説だと、のっけからソファでぐたぐたしたながら「あーなんで浮気バレちゃったんだろ、俺のバカバカ!」って頭抱えてるオブロンスキーですよ。

愛想はいいが金遣いが荒く、シャレを言ってガハハ笑いしてる豪傑ダメ男のオブロンスキーだよ(←しつこい)。私はアンナもヴロンスキーもキチイもリョーヴィンもどうでもよくて、アンナ兄オブロンスキーのダメっぷりが気に入ってるのだ。


ただね、今回は私があんまり好きじゃないヒゲのマシューなので、それほど楽しみにはしてなかった。しかもアンナ役が何をやらせてもキーラでしかないキーラ・ナイトレイで、まったくもってロシア女に見えないではないか。

以下に予告を貼り付けますが、オブロンスキーが妙ちきりんな踊りを披露しているのが気になります。さらに配役聞いたときは「ええ?」と首をかしげたアンナ夫のジュード・ロウがかなり良さげです。

これは…公開されたら観たほうがいいかしら。3時間くらいあると辛いんですけど…。



by rivarisaia | 2012-06-21 16:53 | 映画や本の雑記 | Trackback(1) | Comments(4)
ジョー・ネスボというノルウェーの作家がいまして、彼の小説が原作の『Headhunters』という映画がノルウェーでたぶん去年公開されてるんですよ(英語版リメイク権が売れたというニュースも見た気がする)。

その映画のですね、

主役の人がクリストファー・ウォーケンとスティーヴ・ブシェミを足して2で割ったような感じでとても気になってしょうがない


と某所でつぶやいたんですけども、日をおいて見てみたところ、やっぱり(ウォーケン+ブシェミ)÷2なのだった。

Aksel Hennieさんとおっしゃるんですね。IMDb のプロフィール写真はスキンヘッド気味でウオーケンでもなけりゃブシェミですらないんですが、

そんなわけでトレイラーをどうぞ!



映画のポスターだと、上の写真の男性がその人です。

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これは日本で公開されるのかしら。そもそもジョー・ネスボってアメリカのAmazonではたまに見かける作家なんですけど(前にオススメされたことがあったような)、日本だと『コマドリの賭け』しか翻訳出てないのかな。いまだに1冊も読んだことない作家なので今度読んでみよう。
by rivarisaia | 2012-04-26 23:36 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
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今日がディケンズの誕生日です。さっそく Google のロゴもディケンズ200周年ロゴになってた!

記念にキャプチャをしてみましたが、どれがどのキャラなのかいまひとつ確信できない…。『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』『二都物語』『大いなる遺産』『デイヴィッド・コパフィールド』という気がするんだけど、どうだろ。

私が好きなのは、『荒涼館』と『リトル・ドリット』ですけどね! 両方とも主人公の女の子がけなげで「がんばれ〜!」と応援したくなるうえに、ちゃんとハッピーエンドなので読後、気分がいいのだ。

そうそう、『リトル・ドリット』はBBCドラマ版をみたあと、あれからもう1度ちゃんと読み返しました(日本語版は絶版のようですが、英語版なら持っているのだった)。本のほうがアーサー・クレナム君の無気力ボンクラ鈍感っぷりが凄かった…。で、やはり後半ですが、かなりの分量をドラマ1時間に押し込んだのねえと再認識しましたので、ドラマで意味不明だった部分は原作読むと補完できますよ。

ちなみに本日は大草原の小さな家の作者ローラ・インガルス・ワイルダーも誕生日です。
by rivarisaia | 2012-02-07 22:04 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)

アンゲロプロス監督....

昨日もたらされたテオ・アンゲロプロス監督のニュースのダメージがことのほか大きくて、私のやる気ゲージが下がりっぱなしなんですが。心の中がどんよりと曇り空だ。

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最新作の『The Dust of Time』は日本でも公開されるかな。20世紀三部作の第三部になるはずだった『The Other Sea』が未完になってしまって、本当に本当に残念でならないですよ。ああ…。

アンゲロプロスの作品はまだみていない作品もあって、『テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX』1、3、4巻にそれぞれ1、2本ずつ入ってるんですけど、あのう、紀伊国屋書店さん、お願いですからセルDVDだけじゃなくてレンタルDVDも出してもらえないでしょうか…。それが無理ならせめてバラ売りを…。だって、私以外にも買えない人たくさんいると思うのよ。

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そういえば私は『霧の中の風景』しか感想書いてないですよねえ。アンゲロプロスの作品って、映像に圧倒されて表現する言葉を失ってしまうよね。

おそらく、今年どこかで追悼上映が行われるのではないかと期待してます。またNHKでも放映しないかな。

画像は、20世紀三部作の第一部『エレニの旅』です。
by rivarisaia | 2012-01-26 20:43 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
昨日ですね、もとはしさんが、朝日の「洋画、字幕離れ進む 吹き替え需要増」という記事についてつぶやいたのをきっかけに、字幕と吹替についていろいろな tweet が出ました。もとはしさんがまとめてくれたのが、こちらです>asahi.com「字幕離れ進む 吹き替え需要増」の記事に対する反応やツッコミ - togetter

朝日の記事はうわっつらだけで強引にまとめた感があって、浅はかすぎるのですが、字幕と吹替どっちがよいか悪いかは一概に言えないとはいえ、首都圏以外の劇場公開においても選択肢は残してよ、と映画界にはお願いしたい。

今日も外を歩きながらつらつらと考えてみたけど、本気でクオリティが高いなら吹替もアリかなとは思うものの、私ならまず、吹替だったら劇場ではみないね。

理由はいろいろあるけど、異国の言語が好きだからというのがまずひとつ。コルシカ語やルーマニア語がイタリア語に近いと知ったのも映画のおかげだし、シチリア方言まるで聞き取れない!と実感したのも映画のおかげ。

英語圏の映画でも、知らない言い回しや単語を覚えたり、使う言葉やアクセントの違いで、台詞にないことが見えることもある。

ドラマの吹替は嫌いじゃないし、刑事コロンボやグラナダ版ホームズ、ER や ROME のように吹替が好きな作品もあるんですけどね、ただね、吹替だとね、例えばぜんぜん別のドラマを見ているのに

「あ、グリーン先生が、ジャック・バウアーがこんなところに」

と他のドラマがチラついたりしてジャマなんだよな。

また、吹替特有の日本語の言い回し(日常ではあまり聞かないイントネーションや語尾)が、それぞれのキャラクターに対して変に個性を上書きしてしまうので、それもかなりジャマ。

さらに、日本の映画界は、PRと話題づくりで必然性もないのにヘタくそな芸能人に吹替させるという黒歴史を抱えているので、吹替版はちょっと信用できない…。

だから、日本の映画界が言い訳御免状のようにですね「世界的には、洋画に字幕をつける日本の方が珍しい。(中略)イタリアは98%、フランスでも90%は吹き替えで上映している」と外国を引き合いに出すの止めてほしいの。だから何だっていうんだよ。そもそもイタリアの吹替の質の高さを見てから言え。

しかも世界的にと言うけど、アメリカはアニメーション以外、字幕上映メインだけどね…。

それにしても、そんなに字幕を必死に読んでいる人がいるのか、というのが驚きで、字幕を読むのに集中するという経験がないため、「字幕を追うのが大変」という気持ちがよくわからないのだった。字幕はいつもチラ見なんだけど…。

英語がわかるからとかじゃなくて、ロシア映画でもフランス映画でも、字幕はチラ見というか、それが可能な字数になってるんじゃないのか。

うむ…。

そもそも小さい頃から劇場で吹替ってほとんどみたことなくて、たぶん昔は字幕もちゃんと読めてなかったはずなのに、特に困らなかったけど…。

大体テンポが速い娯楽作品こそ、字幕なんてマジマジ読まなくても内容把握できるじゃん…とも思うんだけど。

うむむ…。

海外でも字幕読めない人がいて云々とか言われるとさ、まあその、識字率とかさ、方言の多様性とかさ、日本とは異なる事情がありますからね。

3D の字幕が読みにくいのはわかるし、画面構成を見たいのに字幕がジャマというケースもあるだろうし、台詞が早すぎて吹替のほうが理解度を高めるというケースもあるだろうから、ケースバイケースで吹替があってもいいけど、字幕の選択は残してほしいものですよ。

大体さ、吹替ばっかりになったら、外国人の友だちと一緒に映画に行けないじゃんか!
by rivarisaia | 2012-01-20 22:54 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(6)
毎年この時期になると同じこと書いてますが、今年もそろそろ映画祭の日程に頭を悩ます時期となりました。東京国際映画祭東京フィルメックスのプログラムはすでに発表になってます(フィルメックスの日程は一部だけ)。

日本・中国映画週間もあるんですけど、こっちはどうしようかなあ。だって去年、コチラにも書いたように、衝撃的なほど凄まじい破壊力の字幕問題が…。いや、私、あの後、ちゃんと公開された作品をみにいきまして、字幕って大切なんだな…としみじみと実感いたしましたよ。

今年は字幕どうなんだろう。

東京国際の香港映画はいまひとつなラインナップなんですが、それ以外にもみたい映画はいくつかありまして、問題は日程がとてつもなく重なりあっていることで、六本木と日比谷を15分で移動とか無理だから!という状態です。その他の所用との兼ね合いもあり、去年ほどはみられない可能性大。

『ラジニカーントのロボット』を上映するというのに、会場が六本木のデカいスクリーンじゃないのが不満。公開決まってるみたいだから、いいんですけどね…。お祭りで盛り上がってみたかったよ(と、もうチケット取れない気まんまんなのだった)。

いずれにしても、会場でお目にかかりましょう!(って誰に言ってるんだかよくわからないけど)。
by rivarisaia | 2011-09-29 23:21 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(0)
私がかなり好きな本の1冊、スーザン・ヒルの『黒衣の女』ですが、ハリー・ポッターがダニエル・ラドクリフが主演で映画化されるんですけど、ちょっと前に出たトレイラーの出来が薄気味悪くてとてもよござんす。

これは観たい気持ちをそそられる。




原作には登場しない3人の少女が何者なのかナゾですけど、うなぎ沼の館や沼沢地方の灰色がかった湿った暗い雰囲気が伝わってきますよね。

ダニエル・ラドクリフは何をやってもハリー・ポッター化しちゃうんじゃないか、とか、顔立ちが現代劇だとうまくハマらないかも、などと余計な心配をしてたんですけど、19世紀初頭〜20年代あたりの昔の話なら似合うんじゃないかという気がしてきました。

『黒衣の女』は、1989年のグラナダ版のTVドラマもよくできていて、ラストのシチュエーションがやや改変されてるんですけど、例の女の気味悪さといい、灰色がかった湿った暗い雰囲気といい、なかなか楽しめました。でも、トレイラーを見る感じでは、グラナダ版よりもさらにグレードアップしているんじゃないかとちょっと期待。

子ども部屋のおもちゃが、 先日紹介した昔の玩具広告の本に出てきそうなものばっかりで、その点もそそる。というか、そのおもちゃ欲しいかも。
by rivarisaia | 2011-09-16 20:08 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
英語の本を読んでいたところ「smelling salts」なる言葉が出てきまして、おお、これがよく「気つけ薬」「かぎ薬」と訳されるブツか、ふむふむ、と頷いてたんですが。

実際にそれってどんなものなのか、じっくり考えたことなかったことに気がついた。

アガサ・クリスティーの小説では、まんま「かぎ塩」と訳されてたよなあ。いつものように Wikipedia に聞いてみますと、主成分は「炭酸アンモニウム(ammonium carbonate)」である、と書いてある。

古代ローマ時代から使用されていて、プリニウスは「Hammonicus sal」と記しているだとか、第二次世界大戦の時にも英国赤十字により使用が推奨されたとか、今でもアイスホッケーの選手などがやる気出すために使ってる、などと書いてある。

へえ、主にヴィクトリア朝〜戦前くらいの貴婦人が使ってた薬かと思ってたら、ずいぶん大昔からあるんだね。っていうか、今でも使ってるだと!?

Amazon UKで調べてみたら「Mackenzies Smelling Salts」なるものが販売されておりました。ドラッグストアのBootsでも売ってるようす。

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Amazon UKの画像を拝借してみた。このページこのページに商品がございます。

かぐと頭がスッキリし、頭痛にもいいらしい。ただ、日本には送ってくれないと思います。薬品だから。

私もほしいよ!!

さらに検索すると、自家製かぎ塩のつくり方(炭酸アンモニウムではなくアロマオイルを使うタイプ)なども出てくるので、自分でつくるという手もありますね。貴婦人たるもの、いざという時に備えて常に携帯しておきたいものです。おほほほほ。
by rivarisaia | 2011-09-02 22:53 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
10月23日から開催されていた東京国際映画祭は本日でひとまず終了。サクラグランプリ等の結果は公式サイトでご覧ください。

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今年は観たい映画がたくさんありましたが、日程が合わない、観たい作品の上映時間が軒並み重なってる、そもそもチケットが取れない、いやそれよりもチケット発売日に自分が日本にいなかった、といった数々のハードルがありまして、正直泣きました。コンペは1本しか観られなかったし、インドの映画もベトナムの映画もイタリアの映画もトルコの映画も観られなかった。とても残念だ。

あとは、いろいろな事情があるのだろうけど、特別招待作品なんて、公開されるんだから映画祭でこんなに何本も上映しなくてもいいんじゃないの?という気持ちは以前と変わらず。

とはいえ、私が観た映画はどれもよかったので、その点は満足しています。

東京国際映画祭は、事業仕分けで予算がカットされたそうですが、そんななかで充実した作品を紹介してくださってありがたいと思うし、なんだかんだと私は文句言ってるけど、日程を組むのも大変な作業ですよね。関係者の皆様は、おつかれさまでした。来年も楽しみにしています!

最近は、日本で公開するのは難しいかもねという作品はまだしも、これ公開しないの?という作品も増えていて、映画祭をのがすと一生スクリーンで観られないかもしれないという危機感があまりに強くなりすぎ。なので、映画祭だけで終わらず、日本での一般公開へつながる作品が増えることを切に願っています。

さて、フィルメックスのことも考えないといけませんが、その前に私は残りの感想をがんばってアップするので少々お待ちください。日仏のマチュー・アマルリック特集が来年に延期になってよかったよ...。
by rivarisaia | 2010-10-31 20:52 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(0)
すっかりご無沙汰してます。毎年この時期に同じこと書いてるけど、東京国際映画祭フィルメックスを中心とする映画祭の秋がやってきて、今年もまた、予算と時間が限られてるけど観たいものがあれやこれやで困っちゃーう!と悩む季節となりました。

TIFF提携企画で東京中国映画週間もあるじゃないですか。さらに日仏ではカイエ・デュ・シネマ週間があって、マチュー・アマルリック特集ときたもんですよ。

この時期、これまでは繁忙期だったけど、今年はそんなに忙しくない(はず)。なので、例年よりもたくさん観られる(かもしれない)。ま、予算は限られてるけどね! ということで、これまた毎年グチってますが、ぴあの手数料が本当にバカにならないので何とかしてほしいです。

映画祭での上映を逃すと二度と観られない(特に劇場で)という状況が、毎年悩むことになる原因なんだよね。

香港映画中心に予定を組むとしても、昨年の「牛の映画」のように、予定に入れてなかったけど、何故か妙に印象に残る味わい深い作品との突然の出会いがあることにも期待しよう。

そして今はしたまちコメディ映画祭ラテンビート映画祭のまっさいちゅう。

ポルトガル映画祭ドキュメンタリー・ドリーム・ショー山形in東京は時間的に余裕がなくて行けないかも。山形の『アンダーグラウンド・オーケストラ』観たいなあ。
by rivarisaia | 2010-09-19 02:06 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(0)

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