人気ブログランキング |

カテゴリ:映画や本の雑記( 83 )

先日、ダニー・ボイルの映画を観たんですが、感想はまたあとで書くとして、エンディングが楽しかったので、家に帰ってきて台所で歌い踊ろうとしたら、なぜかとっさに口から出てきたのは

オ〜ムシャンティーオ〜〜ム♪

…ぜんぜん映画が違いますよ、自分!

それ以来、この歌が頭から離れてくれません。

ダニー・ボイルのエンディングは楽しかったけど、いま思うとややパンチに欠けてたってことなんでしょうか。それとも『Om Shanti Om』が強烈だったということでしょうか。

みんなも頭のなかでこの歌がぐるぐるするといいな、と思うので、
貼り付けてみます。



やたらと豪華で大円団っぽいイメージだけど、これが挿入されるのは映画の中盤くらいだったりする。

2007年インド大ヒット作。インド映画にちっとも詳しくない私もとても楽しかった。
あらすじは…そういえばきたきつねさんが書いてた!きたきつねさんの感想でどうぞ。

本作には、いつまでも年を取らない気がするシャールク・カーンのサービス・ショット満載の歌もあり。ということで、オマケもどうぞ。


by rivarisaia | 2009-04-30 20:21 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
しばらくごぶさたしてました!どこかに旅行でも行ってるのかしら、春だしねえと思っていた人は…まあ、いないでしょうが、初夏のように暑かったかと思えば、急激に寒くなったりする東京、お身体の具合でも?と思ってた人はいるかも…あ、別にいないか。

そんな私はとても元気です!

今週は仕事の波状攻撃やカンヅメという名の拉致監禁に遭いつつも、その合間を縫って友だちと会い、パカパカと本を買い、イタリア語の宿題もこなした自分エライ!
しかし、そのせいなのか、現在徹夜明け。

この土日はやるべきことがバリエーションも豊富によりどりみどりなので、いまからちょっと仮眠をとって出直そうと思いますが、就寝前にこれだけ記しておきます。

はたしてレッドクリフ効果でしょうか、井波律子先生による完訳『三国志演義』全7巻(ちくま文庫)をつい買っちゃった…。家人が三国志をちゃんと読んだことがないと言うもんだからさー、「やっぱ家庭に1シリーズ、オリジナルの演義完訳版は常備しておくべきか」と思いまして。

とか言いながら、自分が読みたいだけだったりする。

でも読みはじめたら最後、途中で止められないことも承知しているので、その前にやることあるだろ!と、超葛藤中である。

ついでに書くと、前から読もうと思っていたヘロドトス『歴史』全3巻(岩波文庫)も買ってしまい、さらに『目白雑録3』と黒田先生のスラヴ語の本も待機していて、ほかにも親から借りた南方熊楠関連本が4冊未読で積んであったりする。一体いつ読むつもりなのか。

読みたいけどその前にやること…(以下略)。

なにこの拷問状態。

いや、時間ってものは、無理矢理つくるものですよ。そうさ、その気になればいくらでも時間なんてつくれるものさ。とりあえず、まずは睡眠からだ。では、おやすみなさい。
by rivarisaia | 2009-04-18 09:58 | 映画や本の雑記 | Trackback(1) | Comments(0)
よく見ている国内外のブログのあちらこちらで「わーい!」と紹介されてますが、私も遅れ気味ながら「わーーい!」と叫んでみたい。待ってたよー。このままお蔵入りするんじゃないかと心配してたさ。

本好きへの100の質問で好きな絵本にリストアップしたセンダックの『Where the Wild Things Are(かいじゅうたちのいるところ)』の映画が公開決定して予告編が出たー!監督はスパイク・ジョーンズ。アメリカでは10月16日公開です。日本はいつかしらー。
b0087556_2213640.jpg


あの絵本を映画化ってハテ?と不安もありましたが、予告編からはわくわくする雰囲気が伝わってくるのでかなり期待したい。脚本がスパイク・ジョーンズとDave Eggersなのですが、Dave Eggersといえば、覚えているでしょうか、私がコチラで紹介した変な装丁の文芸誌McSweeneyをつくってる人ですよ!それならたぶん映画版も大丈夫な気がしますよ。何がどう大丈夫なのかわかんないけど。

写真はうちにある絵本と"Wild Things" の1匹。本は幼稚園のときから持っているので黄ばんでボロボロ、背表紙が破壊しかかってる。かいじゅうは本当は妹の所有物。

あ、そうそう肝心の予告編はAppleのMovie Trailersで見られます。さっそくiPodとiPhoneに入れちゃったよ...。
by rivarisaia | 2009-03-26 22:46 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
お久しぶりです。それもそのはず、わたくし、もっかインフルエンザA型に感染中です。

で、抗インフルエンザウイルス薬の効き目のすごさというか速さにびっくりしている最中でもありますが、じつのところ効きすぎて、逆に身体が消耗している気がしますよ…。

ということで、いま自宅療養中なので(とはいえ、家で仕事しないとダメなんだけど)、アカデミー賞授賞式を観ました。今年はオスカーはどーでもいい気分だったので、今朝になって思い出したのだった。感想は箇条書き。

・ヒュー・ジャックマンがすばらしくがんばっていて、なかなかよい司会っぷりだった。

・女優や男優の賞の際に、過去の受賞者が5人くらい出てきて1人ずつ候補者に語りかけるという趣向は、卒業式の「よびかけ」みたいでちょっとうすら寒い演出だと思う。ソフィア・ローレンだけが迫力があって怖かった…。

・どういうわけだか、今年に限って私は短編アニメーションにノミネートされた作品を全部観ていて、オスカーの短編アニメーションのノミネーション基準ってさっぱり意味がわかんないと思っていた。私はアニメーションに詳しいわけではないので、ただ漠然と意味がわからないのだが、その筋に詳しい人はどう思っているのだろう。ただ『つみきのいえ』が取るだろうなあとは思っていた。加藤さん、おめでとう! 映画の感想はそのうち書くかも。

・最優秀脚本賞を授賞した『ミルク』のダスティン・ランス・ブラックのスピーチはすばらしかったです。病み上がりで弱ってるせいか、大泣きしました。彼は胸にWhite Knot つけてましたね。

・毎年うざいと思っている現地のCMの間に入るWOWOWのスタジオ・コメントは今年もうざかった。なんでそんなに『ベンジャミン・バトン』で盛り上げようとするのか、意味がわからない。もとを正せば『ベンジャミン・バトン』が13部門もノミネートされてること自体がよくわかんないんだけど。今年は『スラムドッグ・ミリオネア』が賞をかっさらうに決まってるじゃーん。

・あとは、およそ予想通りの結果だったけど、主演男優賞だけは予想外でした。今年はミッキー・ロークがいるからショーン・ペンは残念だけど取れないかもと思ってたので、病み上がりで弱っているせいか、ショーン・ペンが授賞したことをとてつもなく喜ぶであろう人たちのことがバッと頭に浮かんで、ほんとアンタたち、よかったねーと、ここでも泣けた。

・どうでもいいけど、『The Reader』の邦題は『愛を読むひと』で決定なんだ…。原作の邦題『朗読者』のままでいいと思うんだけど。

以上!

さて、私はいつ完治するのかしらー。熱は下がったんだけど、力が入らないのよー。
by rivarisaia | 2009-02-23 17:46 | 映画や本の雑記 | Trackback(1) | Comments(4)
26日に納まる予定の仕事がこぼれまして、29日も落ち穂拾いみたいなことしないといけない私です。新年にバタバタするの嫌だから別にいいけどねー。

そして今週末こそ家の掃除を終わらせたい。

現在、あらゆるものを猛烈に片付け中なんですが、仕事と趣味で溜め込んだ半端ない数のブックマークを整理するついでに、AmazonやらAbe BooksやらIBSやらのカート内も厳選しました。つい買っちゃったものもあるけど、泣く泣く買わないことにした本もある。

どなたか私の代わりにいかがですか、この地図本。

b0087556_0104121.jpg

Maps: Finding Our Place in the World』University Of Chicago Press刊

シカゴで開催された地図の展覧会がありまして、要はそのカタログのような書籍ですが、180点以上のすてきな地図(および地図関連オブジェ)が満載だそうですよ。

アメリカのAmazonに「お前、こういう本好きだろ。どうだ買わないか?」と言われてしまい、中ページを見てないのでなんともいえないけど、確かにおもしろそうなのでかなり迷った1冊。しかし、私はしばらくハードカバーの大型本は買わないことにしているのだった。

アメリカのAmazonでは定価55ドルがいまなら34.65ドル。送料込みでも円高のいまならそんなにバカ高くはならないと思うよ。欲しい人はチャーンス!

私は同展覧会のサイト(以下)を眺めてがまんすることにしますので、買った人もしくは持ってる人は私に自慢してください。


「Maps: Finding Our Place in the World」展のサイト
「Photo Gallery」にけっこうグッとくる古地図が…。
革手袋に描かれたロンドンの地図なんて実物見てみたい。この展覧会に行ってみたかった。


そうだ、地図といえば、テキサス大学図書館のサイト(↓)の地図コレクションもおもしろいですよ。量もすごいし。


Perry-Castañeda Library Map Collection
「Online Maps of General Interest」の下にある「Historical Maps」で昔の地図がいろいろ見られます(地域別)。ほかのサイトへのリンクも充実してて、たとえば古地図だったらフロリダ大学の古地図コレクションなんかもわくわくしますよ。


このようにして、コンピュータ内の整理すらぜんぜん進まない年末なのだった…。
by rivarisaia | 2008-12-28 01:15 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
昨日、友人が遊びに来たのでDVD大会を開催し、朝6時すぎまで話し込んで眠りについたんですけどね。起きたら3時でした…。3時って…。まあ、いいか。1週間分の疲労がたまってたのよ。

かなりスッキリした気分でメールをチェックすると、スッキリ気分に水を指すかのように、仕事関係の通称「教えて君」から凝りもせず教えてメールが届いていた。お前は何を言ってるんだ。それくらい自分で考えたまえという返事を明日することにする。

さて、気を取り直しまして、本日は討ち入りの日でございますね!

b0087556_2315677.jpg寝坊のため出遅れたので義士祭には行けませんでしたが、泉岳寺はにぎわってたのでしょうか。近年、TVでやたらと忠臣蔵をやらないのは、「あれは一種のテロの話だからねえ」とうちの両親は言うのですが、そうとしてもつまんないの(とはいえ、本日はドラマをやっているみたいね。あらすじみて萎えたので見ませんが)。

そんな折、先日驚かされた、キアヌ・リーヴスがハリウッド版「忠臣蔵」主演決定のニュースですよ(これ)。

んまあ、テロ話をテロを憎むアメリカで! へええ!
Varietyによると、

日本の伝統的な「忠臣蔵」に『ロード・オブ・ザ・リング』のようなファンタジーの要素と、『グラディエーター』のようなバトルシーンをミックスした作品になるという。

それは一体どういう話なんだ…と一抹の不安もよぎるとはいえ、いまの日本におもしろい忠臣蔵が撮れるとも思えないので、ここはひとつ、その発想は日本にはなかったわ…という大胆なアレンジでおもしろいやつ希望。西部劇でもSFでもファンタジーでもホラーでもいいですけど、中途半端でとんちんかんだったら私は観に行かないからね! 企画立ち消えになる可能性もありますけど、キアヌさん、がんばってください。主演って、誰の役なんですかね。

本日の写真は2001年の泉岳寺の義士行列。泉岳寺はいつの頃からか義士行列をやめちゃって、淋しい限りです。墓前で口上述べたりするのが楽しかったのに。今年もなかったのかしら。
by rivarisaia | 2008-12-14 23:40 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(10)
本日、もうなんか疲れてきたよ…と思っていたら、わたくしと打ち合わせしたいというまったく新規の案件が2件ほど突如として出現しまして、「いまの私にそんな時間も余裕もナイ!」と婉曲かつ丁寧に返答したところ、それぞれの相手先から「こちらは土日でもいいですよ」と応じられ、くらっとする。

土日…。悪いが今週末こそ、キングのお化けホテルの映画かピクサーの取り残されたロボットの映画かサラマーゴの視界が真っ白になる映画かはっちゃけ三人組の戦争映画を観に行かせてください。おまけに読みかけの本もいま佳境に入ってるんです。

ってことで、土日忙しいの私。

相変わらず先日書いたようにエド・ハリス不在の案件はエド・ハリス不在のまま粛々と進行中である。仮想エド・ハリスを脳内に出現させて自分を鼓舞してきた私ですが、ハタと気づいたら、いつの間にか頭の中のエド・ハリスがハートマン軍曹に変わってました…。ひいい!

去年もさあ、ココとかココを見ると、ハートマン濃度が上がってましたよねえ。
もうヤダ、年末にハートマン濃度上昇がデフォルトの状態。

とか言いながら、またもやブートキャンプな軍曹による激励シーンを3度も繰り返して観てしまい、おまけにしみじみ聞き入る始末だ(→バカ)。
「貴様らは地球上で最下等の生命体だ!(You are the lowest form of life on Earth.)」はまだいいとしても、

貴様らには両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
(You are nothing but unorganized grabasstic pieces of amphibian shit.)


などという台詞が流れるように出てくる軍曹につくづく感心した(いや、まあ映画ですが)。なぜにそこで、よりによって両生動物…。

なんだかよくわかりませんが、私もまだまだだな、と思いました。
まあ、あんまりこういう頭の悪いことばかり言ってると、軍曹に
両親が生かしておいた子がいるのか?

と言われかねないので、今日はこの辺で〜!

おまけ:ハートマン軍曹ブートキャンプ


by rivarisaia | 2008-12-04 23:59 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(0)
こんにちは。そろそろ繁忙期に突入する春巻です。

いまだから告白しますが、昨年の11月末は、どこぞで七面鳥食べたり、どでかい橋を自転車で横断したり、SFMOMAで大興奮したりしてましたが、本当は超繁忙期のまっただなかでした。それにしては平然と旅行記をブログにアップしてたようにもみえるでしょうが、現実には、のんきに帰国してみたら仕事がマジで「大嵐吹き荒れる海原で難破寸前」状態であった。すべてが期日通りにうまくおさまったのがスーパー奇跡。なせばなることは証明された。今年もがんばろう。

それはさておき。
b0087556_2137933.jpg
円高万歳!ドルもユーロも安くてラッキー!今のうちに買い物するもんねー!と小躍りした結果が先日明らかになりまして、まあ要するにAbe BooksやらAmazonやらイタリアの書籍販売サイトやら弦楽器サイトやらで買い物したもろもろの請求がドカンとやってきたわけですが、ひいいい…と一瞬気が遠く…。

それぞれの単価は安い。弦楽器の弦なんて、ユーロ高のあおりで9月に一斉値上がりしたので、海外で買うと送料入れてもかなりお得(したがって弦のグレードアップをはかってみた)。しかし塵も積もれば山となるってこのことねえ…といまさらながら遠い目になりましたよ。ははは!

さて、Amazon(USA)のカートにはまだ十数冊の本が入っている。
これもいまのうちに発注すべきか。

まあその…予想外に高かったってだけで法外な金額だったわけじゃないもんな。映画館に行く回数が減る分を書籍代に、という考え方もあるもんね。フィルメックスだって1本しか観ないし…と、現在葛藤中。

写真はちょっと前に散歩した皇居東御苑の江戸城天守跡。この写真を撮ったあと、松の廊下跡にて「殿中でござる」ごっこをして帰ってきました。東御苑はなかなか楽しいですよ!
by rivarisaia | 2008-11-22 21:59 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(0)
オバマが次期大統領に選ばれた日は、1965年のVoting Rights Act(投票権法)から50年も経たないうちにこんな日がくるなんて…とひたすら感慨深い気持ちでいました。

ちょうどアメリカに住んでたころは、ジェシー・ジャクソンが民主党大統領候補に選ばれるかどうかという時代で、あのときはダメだったし、今回もギリギリでやっぱり共和党になっちゃうのでは…とうっすらあきらめてました。とりあえず、私の周囲のアメリカの知人はみな喜んでいるので、よかったよかった。

が。

そんな大統領選の同じ日に、「Proposition 8(Prop 8)」が可決されちゃったことに愕然としてる私です。「Prop 8」とは、「同性婚を禁止する」という住民投票です。テキサス州あたりの保守的な州で可決されるのはわかる。でもアリゾナ、フロリダ、そしてとくにカリフォルニアで可決されるとは思いませんでした。あまりにショックだったので、この件については何も書くまいと思ってたけど、気分がおさまらないので書きちらしておこう。

カリフォルニアで可決されたとは言っても、その差は僅差で、同性婚禁止に賛成が「52.4%」、反対が「47.6%」なんだけど、半数に近い人が同性婚を認めていいと思ってるのになんだかなあという感じ。

事実婚じゃダメなのかという話もありますが、事実婚では法的な面でデメリットがあるので同性婚を認めてほしいとゲイの人たちは思っているのだった。認めたって別にいいじゃん、誰も困らないじゃん、と私は思う。

じぶんが結婚したときに、友人が "サプライズ合同結婚パーティー" なるものを開いてくれたことも思い出しました。そのとき私たちと一緒に祝われたもうひとつのカップルが、ゲイのカップルだったのよね。最初、びっくりしていた家人も、あまりに幸せそうな彼らに「いや〜、驚いたけどよかったねえ」と言っていたし、あまり驚かなかった私も、「ああそうか、本人たちが結婚したいならやっぱり法律で認めるべきだよ」と実感したのでした。あれは思い出に残るいいパーティーだったなあ〜。

オバマの勝利演説で「ゲイも、ストレートも」という発言があったとき、これまた感慨深かい気持ちでいたのに、同じ日に時代を逆行するようなことが…。ああ。

さて、そこでアメリカでは11月末公開のガス・バン・サント監督の『MILK』です。

70年代に、みずからゲイであることをカミングアウトして、サンフランシスコ市会議員に選ばれたハーヴェイ・ミルクの伝記映画。惜しくも就任後1年未満で同僚の議員に射殺されてしまった人です。ショーン・ペンがミルク役。観たいなあ、日本で公開するかなあと思いつつも、なぜいまさらミルクを映画に?という気もしてました。

なんか、いまならわかる気がしますよ!なんだかんだいって、保守の道に後戻り中なのね!マイノリティーはつねに戦ってないとダメってことか。

そうそう、1984年のドキュメンタリー映画『ハーヴェイ・ミルク』もかなりいいので、ミルクって誰よ?という方はぜひご覧ください。


※読み返してみたら、言葉が足りないので補足。

同性婚は気分的にいやだなあと思う人がいても、私は別にそれは構わないと思う。考え方は人それぞれだから。だけど、そういう個人の価値観をもとに法律で禁止するのはいただけない。たとえば、アジア人は嫌いだから、アジア人との結婚は法律で認めないようにしようっていう考え方は変、というのと一緒。
by rivarisaia | 2008-11-08 23:16 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(2)
今年のTIFFは、結局時間の都合がつかず『ゴモラ』しか観られない(と思う)。
(*映画の感想はコチラ

そして『ゴモラ』といえば、過去にもココとかココに書きましたが、昨日、著者のサヴィアーノさんがイタリアを離れるかも、というニュースが出てましたね。著書が世界中で出版され、映画化もされて、それがカンヌで話題になり、さらにアカデミー賞のイタリアからの出品作品になったことで、カモッラが激怒し、クリスマスまでに彼(と護衛官たち)を暗殺する指令を出したという情報があったのだそうだ(警察は真相確認中)。

以前は、サヴィアーノさんがナポリで家が借りられないという話を書いたんですけど、その後の話では家を借りるどころの話じゃなくなっていて、危険が及ばないように友人や家族から離れて、警察と一緒に次々と拠点を変えながら暮らすはめになっていました。2年間も。だから
「人生を取り戻すためにしばらくイタリアを離れて、ようすをみたい。……自分自身、自分の本、自分の成功のせいで捕われの身のように生きている。どうしてこんな生活を続けていかなくちゃいけないのかわからない。成功なんてくそくらえだ」

と言う気持ちはよくわかるし、本当に耐えられないだろうと思う。国外に出れば安全なのかはやや不安ですが、少しでも平穏に暮らしてほしい。そしてサヴィアーノさんは、自分のことをまるで息子のように思い粘り強く護衛してくれる警察官たちにもとても感謝していると言ってました。

彼が若くして背負ってしまったものが大きすぎて、あまりにも気の毒だ。

カモッラ問題、どうにも解決策がなさげにみえますが、いっぽうで今年の6月、カモッラのカザレージ・クランの大ボス、フランチェスコ・"サンドカン"・スキアヴォーネら16人に終身刑の判決が下っています。これはちょっと画期的(判事もカモッラに脅迫されてたはずだし)。ただし、そのうち2名のボスが逃走中。指名手配されてます。

カザレージは、『死都ゴモラ』の感想でも書いたように、廃棄物ビジネスを手がけ、セメント市場を独占し、流通販売ルートやビジネス、選挙などをコントロールするなど、経済を牛耳ってる厄介な存在なのでした。

余談ですが、10年続いたこの裁判は、ローマ帝国の圧政に対抗したスパルタクスのように、カザレージに立ち向かおうということで、「スパルタクス裁判」と呼ばれてます。そうだね、こうやって政府と市民ががんばって少しずつ解決していくしかないですね…。

ところで、ロイターの記事でイタリアの新聞「La Repubblica」が「レパブリカ」になっているのが気になる〜。英語圏では英語読みするだろうけど、日本の報道でのカナ表記はイタリア語にあわせてレプッブリカ、またはレプブリカにしたほうがよいのではないだろうか。

●参考までに

・英国Telegraphの"スパルタクス裁判"判決記事(英語)はコチラ
・サヴィアーノさんイタリアを離れたい、というLa Repubblicaの記事はコチラ(イタリア語です。読んだら泣けてきた。でも、すみません、私の語学レベルが低すぎて日本語に抄訳できません。英語版の抄訳ならコチラにあります)
by rivarisaia | 2008-10-17 03:04 | 映画や本の雑記 | Trackback(1) | Comments(2)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや