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アゲハようちえん2018

ようやく細々とアゲハようちえん開園しました。

2015年あたりから、なかなか開園できない事態が発生しています。それまでは5〜6月には庭でもベランダでも幼虫見つけ放題だったのに、7月に入ってもなかなか見つからないのは、環境(近隣の工事)か気象(雨が多い or 暑すぎる)か敵の活躍(鳥や寄生蜂)あたりが理由かな?と想像したりしますが、アゲハ自体はヒラヒラ飛んできてるんですよね。

たぶんうちのベランダの鉢植えの環境がよくないんだと思う。環境が過酷すぎる。庭木についても、目につかないところに卵生んでるんじゃないかなー。

ひっそりどこかに生息していることを確信したのが、先日、家の玄関内で前蛹になっている幼虫がいた一件。

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そんな足元で蛹になろうとしなくても! というか、いつまに入ってきたの?

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この方はその後、みごとに茶色の蛹になったので蛹ケースに移動。やっぱり周囲の色に合わせられるんだね、すごい。

そしてその後、ベランダのミカンにガチャピン一匹と鳥フン一匹を発見したので、捕獲してようちえん開園しました。ガチャピンは翌日には前蛹に。

でね、ベランダのミカンの鉢をよく見たら、アオムシコバチが一匹いたんですよ。おそらく蛹になる幼虫の存在を察知して、どこからともなく現れて待ってたということですよね。すごいね、自然界。

狙われていた蛹はこちらです。
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黒っぽい箇所があるのは、蛹になりたてのときにいじってしまって傷をつけちゃったから……。本当にすまぬ……。前にも一度やってしまって、そのときも無事に羽化したから、今回も平気だと思うんだけど、どうかな。みなさんも蛹移動させるときは気をつけてください。

アオムシコバチに関する詳しい話は前に書きましたが、前蛹までは刺されたとしても寄生率0%なので寄生はされてないはず。様子見します。

おまけ:こちらは6月末に羽化したてのクロアゲハ。
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どこで羽化したのかと思いきや、雨戸の戸袋の下のほうに蛹がいてびっくり。意外な場所で蛹化してるね。


by rivarisaia | 2018-07-27 15:03 | 生きもの | Trackback | Comments(0)

ブリグズビー・ベア

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ブリグズビー・ベア(Brigsby Bear)』監督:デイブ・マッカリー

外の世界から遮断されたシェルターで両親とくらしてきた25歳のジェームス。そんな彼が心の支えにして、こよなく愛し、研究しつくしていたのは子どもの頃から見ていた教育番組「ブリグズビー・ベア」。
しかしある日、突然警察がやってきて、両親は逮捕されてしまう。
じつは25年前、ジェームスは両親と思っていた人物に誘拐されたのだった。本当の両親や妹と再会し、ともにくらすことになるジェームスだが、外の世界には「ブリグズビー・ベア」が存在しないことを知る……

長年愛し、研究までしてきた「ブリグズビー・ベア」は、偽の両親が自分のためだけに制作していた番組だった! という衝撃の事実を受け入れざるをえないジェームス。私がいちばん「ひっ!」となったのは、ジェームスが毎日書き込んでいた「ブリグズビー・ベア」のネットの掲示板すら、偽の両親のしわざだったこと。

ジェームスの衝撃たるやいかばかりであっただろうか。しかしジェームスは、心のけじめをつけて愛する「ブリグズビー・ベア」と決別するために、映画版を作成してシリーズを完結させようとするのだった。そしてそれには友人スペンサー(めちゃくちゃいいやつである)や妹、そして昔演劇をやってた刑事など、多くの人々が協力してくれることになる。はたしてジェームスは無事に映画を完成させることができるのか。

誘拐監禁という設定はひどいんだけれども、これはどちらかというと、夢や想像力を発揮して何かをつくることで前に進む話、あるいは過去を克服する話。そういう意味でも、また映画をつくるという設定も、『リトル・ランボーズ』と共通するところがあるなあと思いながら観た。

そしてふと冷静になってみると、ブリグズビー・ベア・ワールドをジェームスのためだけに構築しつづけてきた偽両親の情熱もすごい。番組制作だけでも大変なのに、グッズやポスターも制作し、架空の掲示板も運営してるのである。そんな偽両親は、いつかジェームスの映画を観ることができるかな。



by rivarisaia | 2018-07-18 21:34 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(2)

Sing, Unburied, Sing

去年、『Lincoln in the Bardo』と同じような時期に出版された本で、偶然にもこちらも幽霊たちが登場して重要な役割を果たすのが印象的。最初はちょっと読みにくくて話にもうまく入っていけなかったんだけど、途中でぶわっと泣いてしまい、最後もとてもよかった。

ミシシッピのねっとり湿った熱い空気の中に引きずり込まれるような、圧倒されるマジックリアリズム。

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Sing, Unburied, Sing』Jesmyn Ward著、Scribner

あらすじは少し説明しにくい。機能不全家族、人種差別、生と死、アニミズムなどが織り込まれた行きて帰りし物語で、魂の救済の話でもある。語り手は黒人と白人のミックスの少年ジョジョ、ジョジョの母親リオニー、黒人少年の幽霊リッチーの3人。

ジョジョの13歳の誕生日に、祖父がヤギを屠殺するところから話は始まる。

ジョジョは幼い妹ケイラ、母親リオニー、祖父、ガンで闘病中の祖母と暮らしている。ジョジョの父親マイケルは白人で、今はパーチマンことミシシッピ州立刑務所に入っている。

誕生日を祝っていると、マイケルが出所するという連絡が入り、リオニーは子どもたちを連れて、女友達と一緒にパーチマンまで夫を迎えにいくことにする。ムショまでの道中でもいろいろあるのだが、ジョジョたち一行はパーチマンから戻る際に幽霊のリッチーも一緒に連れて帰ってきてしまうのだった。


母親のリオニーはヤク中で、子どもたちのことは愛しているけれども、ちっともいい母親にはなれない。その原因のひとつは十代の頃に兄が殺されたことがトラウマになっているから。リオニーが薬でハイになるたびに、彼女の前に死んだ兄の幽霊が出現する。

じつはジョジョの祖母の家系は心霊的な能力を有していて、その能力はリオニー、ジョジョ、ケイラにも受け継がれているのだった。ただし、それぞれの能力は微妙に異なっている。幽霊少年リッチーの姿は、ジョジョ(とケイラ)にしか見えない。

ジョジョの祖父は、十代の頃にパーチマン刑務所に入っていて、そこで12歳だったリッチーと出会った。祖父はひ弱なリッチーのことをつねに気にかけて守っていた。

リッチーはパーチマンで命を落とすのだが、本人にもどうして自分が死んだのかわからない。そこでジョジョを通じて、自分の死因を探ろうとするのだ。それはジョジョの祖父が抱えていた辛い過去の記憶でもあった。リッチーの死の真相はあまりに悲しく、やりきれない。

父親が戻ってきてもジョジョの家族は機能不全のままだし、むしろジョジョとケイラに対するネグレクトが悪化してる。無数の苦しみと悲しみに満ちた世の中で、「鳥」たちに向かってケイラが歌うラストが、それはそれは美しくて切ない。


by rivarisaia | 2018-07-14 21:22 | | Trackback | Comments(0)
興行成績が芳しくないニュースを見てたので期待しないで行ったら、そこまでひどくないんじゃない?と思ったというか、いや、むしろこれプロローグで、続き観ないとダメじゃない? ぜひ続き作って。

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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)
監督:ロン・ハワード

ポスターの雰囲気からわかるように、スター・ウォーズで西部劇やりました!という作品で、宇宙で大列車強盗、という塩梅です。

若き日のハン・ソロ役もさして似てないような気もしてたけど、ところどころハンっぽい表情がチラッとある。きっと彼はこの後、世間の荒波にもまれて立派な無法者へと成長していくことでしょう。ハン・ソロの活躍はこれからが本番だ(たぶん)。

スター・ウォーズのスピンオフは、これからも思い切って好きなことやったらいいんじゃないかなー。だってスピンオフなんだし。そういう意味では『ハン・ソロ』ももっとはっちゃけてもよかったくらいです。

さて、今回は箇条書き。

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エンフィス・ネストとそのご一行様


- 本作で大好きなキャラクターはエンフィス・ネスト。かっこいい!オビ・ワンやボバ・フェットより先に、エンフィス・ネストのスピンオフ作ってほしいくらい。大好き。

- 気になるところとしては、登場したばっかりのキャラが割とあっさり死ぬ。愛着が湧く前に死んじゃうので、あんまり感慨もなかった。死んだと思わせてじつは生きててもいいよ?

- マズ・カナタの酒場が出てこなかったー。やっぱり続き作ろう。

- ミレニアム・ファルコンの形が違うんだけど、え、そういうこと!?と驚いたし、しかもあれからランドもソロもそこ補充してないのが笑える。なんで? 性格か?

- ミレニアム・ファルコン、やっぱりただの宇宙船ではなかった。

- ファルコン内のランドのワードローブに、やたら派手なアロハシャツめいた柄の服がかかっていて、スター・ウォーズではあまり見ない地球的な模様……と思っていたら、最後のほうでランドがその服をお召しになっていましたw

- 「みんな当然アニメ版も観てるよね!」とディズニーが言い放つとは思いませんでしたよね。何あのラスト!

困惑した気持ちで映画館を後にし、速攻でググッて「あーー! そういえば『クローン・ウォーズ』の時点ですでにそうだった、はるかかなた遠い遠い記憶……」となったんですけど、忘却の彼方の『クローン・ウォーズ』はまだしも、『反乱者たち』にいたっては、私は観てもなかったね。アニメ版……観ないとダメかな……。

しかしですよ、例のラストの人、転身っぷりすごいし、かなり手広くいろいろやってますよね。地味に超暗躍してる。

by rivarisaia | 2018-07-05 20:52 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(2)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや