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ミスター・ガラス

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ミスター・ガラス(Glass)』監督: M・ナイト・シャマラン

『アンブレイカブル』と『スプリット』の続きの話なので、この前2作(特に『アンブレイカブル』)を観ていなければまったくお話にならないし、たぶん前2作(特に『アンブレイカブル』)がダメだった人は今回もダメかもしれないんですけど、わたしは大人になったジョセフ・ダンが登場してきてデヴィッドの手伝い的なことをしている出だしから、うわーと胸がいっぱいになりました。ジョセフくん、こんなに立派に大きくなって…(涙)。それからケイシーが、自分の過去にきっちりと対処して強く乗り越えていたのもよかったです。

不死身のデヴィッド・ダン、多重人格のビーストことケヴィン、骨形成不全で頭脳明晰のミスター・ガラスことイライジャ。この3人は精神科医ステイプル博士の治療を受けることになる。「自分をアメコミの登場人物だと錯覚し、特別な存在だと思っている人」を研究対象としている博士は、3人を説得にかかるのだが……

という話。

このシャマランの一連の三部作の主人公はやっぱりミスター・ガラスなのだった。ヒーローやヴィランは存在するのかという一作目から、今作ではもはや善とか悪とかそんな次元は超越して、マイノリティ VS 彼らを抹消しようとするマジョリティの構図を呈しつつ、最終的には大多数の人がなんと言おうが、自分は物語を信じるというところに着地する。あらすじは全然違うけど、この物語を信じることというテーマに関しては『レディ・イン・ザ・ウォーター』に似てる。

最後の展開だって、現実社会では、そんな動画、拡散されてもすぐに忘れ去られちゃうよ、となるんだろうけど、そもそも物語なんてきっとどれもそんな些細なものなんだよね。忘れないかどうか、信じるかどうかは、きっと自分次第。

by rivarisaia | 2019-01-28 21:11 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

赤坂さんぽ

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新年明けてしばらく経ってから、赤坂方面をぶらぶら散歩。リニューアルした虎屋さん(地下がギャラリーで、2階が店舗、3階が喫茶)。

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家人が豊川稲荷をお参りするので、お店でお供えを買いました。なんだか可愛らしいねー。豊川稲荷はお稲荷百貨店みたいに狭い敷地に小さいお社がいっぱいあって、なかなか楽しいし、おこんがたくさんいて賑々しいのに妙に落ち着く。四谷から赤坂に抜けて歩くときにふらっと立ち寄ったりするんだけども、いままで全然気づかなかったことに今回気づいた。

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それがこれ。外側の道路に面した石積みの塀に名前が入ってる。おもしろーい。寄進した人のお名前だとは思うんだけど。

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これなどは、講中の「世話人」。


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万惣の「西瓜糖」。万惣ってあの万惣かな?

虎屋の裏にも小さな変わった神社があります。美喜井稲荷というのだけど、お猫のお稲荷さん。

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猫地蔵、新しくなっているような気が。

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こんな感じでお社の上のほうにも猫がいる。かわいい。

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このお稲荷さんは由来もよくわからなくて、謎めいてるんですけど、とにかくお参りする人はタコを食べてはダメなんですって。



by rivarisaia | 2019-01-22 23:41 | 旅行・お出かけ・さんぽ | Trackback | Comments(2)

Where'd You Go, Bernadette

2012年に出た本で、ベストセラーになったコメディ小説。ちょうど『ゴーン・ガール』が出たのと同じ年。とても面白く読んで、そういえば感想書いてなかったので、映画化を機にちょこっとだけ書いておく。映画はリンクレイター監督で主演がケイト・ブランシェット、と期待できそうで、予告編も貼っておきます。

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Where'd You Go, Bernadette』Maria Semple著、

バーナデットは昔は才能のある建築家だったけど今は専業主婦として、成績優秀な娘のビー、マイクロソフトでバリバリ働くITエンジニアの夫エルギーとともにシアトルで暮らしている。

人づきあいがうまくいかないバーナデットは友人もいないし、近所からの評判も悪く、特に隣人オードリーとは犬猿の仲。とにかく人と関わりたくない性格で、身の回りのこともインドの秘書サービスを利用して行ったりする。

娘のビーが優秀な成績をとったご褒美に家族で南極旅行に行こうという計画が立ち上がってから、バーナデットの奇行がエスカレート、夫が対策を講じようとした矢先、彼女は忽然と姿を消す。

いったいどこ行っちゃったの、バーナデット?という話です。

学校の手紙や関係者のEメール、FAX、記事、医師のレポートなどさまざまな文書の合間にビーのナレーションが入る、というちょっと変わった構成。いろんな文書を読んでいくうちに、バーナデットとはどんな女性なのか、ということがだんだん明らかになってきて、最初と最後では彼女のイメージはガラッと変わっているはず。身近にいる夫がなんもわかっちゃないことも露呈するけど、娘のビーのほうがよくわかっていて、その上タフで頼りになるのが救い(子供だからかわいそうなんだけどね)。

日本でも映画が公開されるだろうと期待して、これ以上はあまり詳しくは書かないけど、バーナデットの気持ちはとてもよくわかる。特に能力のある女性がうまく活躍できない日本社会ではありがちな状況で、バーナデットに共感する人も多いんじゃないかなあ。

切ないけど、ユーモアもたっぷりのコメディ小説で(笑っちゃいけないけど、とても可笑しい場面もある)、読みやすいので映画の前か後にぜひどうぞー。



by rivarisaia | 2019-01-13 23:33 | | Trackback | Comments(0)
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新年とっくに明けておりますが、おめでとうございます。

ここ最近、ブログはほんっとーに更新頻度が少なくて、Twitterとかインスタで忙しいんでしょ、と思うかもしれませんが、SNSも隙間時間にしか見てない。じゃあいったい何をやっているんだろうな?と自分でも首をかしげるありさまです。たぶん時間の使い方が下手になっているのではないかという気がする。今年は、またブログをこまめに更新するつもりでいるし、去年よりも本もたくさん読んで、映画もたくさん観て、インプットとアウトプットのバランスをよくしたい。

写真は、現在再開発が始まった、渋谷の桜丘町にあったレトロなアパート「ジュネス純心」のありし日の姿。1938(昭和13)年、イタリア人によって設計された3階建ての木造建築です。私はこの建物の前を通って、イタリア語の学校にかよっていた日々もありました。東京は再開発だらけで、どんどん変わっていくので、今年は散歩もどんどん行こう。

では、今年もどうぞよろしくお願いします。

by rivarisaia | 2019-01-07 23:59 | 旅行・お出かけ・さんぽ | Trackback | Comments(0)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや